【映画コラム】イメージギャップを生かした“変身”が面白い『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

2018年4月7日 / 16:41

 謎のボードゲームの中の出来事が現実に起きてしまう様子を、特撮満載で描いた『ジュマンジ』(95)を、装いも新たに再映画化した『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が公開中だ。『スター・ウォーズ』シリーズの脚本家としても知られるローレンス・カスダン監督の息子のジェイク・カスダンが監督している。

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

 前作の「ボードゲームの中のものが現実世界に飛び出してくる」という設定から、今回は“古いテレビゲーム”をプレーした4人の高校生が「ゲームの中に吸い込まれてしまう」という形に変化した。

 彼らがゲームの中のアバターと同化。気弱なゲームマニアが筋骨隆々のドウェイン・ジョンソンに、インスタグラム大好きの少女が中年男のジャック・ブラックに、ガリ勉少女が女戦士のカレン・ギランに…という、イメージギャップを生かした“変身”の面白さが見ものとなる。なよなよしたジョンソンや乙女チックなブラックが妙におかしい。

 そして、彼らが、ゲームをクリアして現実世界に戻るため、それぞれ与えられたスキルを使って難攻不落のステージに挑む様子が特撮を駆使して描かれる。3度の“ライフ”を失うと本当に命を落とすという設定と、それに伴う選択が物語の鍵を握る。

 
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