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また、『65/シックスティ・ファイブ』同様、絶体絶命、究極シチュエーションを描いたサバイバルスリラー映画を紹介しよう。
何者かにひつぎに入れられたまま生き埋めにされた男が、手元にある道具だけを頼りに脱出を試みる『リミット』(10)。
断崖に腕を挟まれた状態のまま、生と死のはざまで127時間を過ごした登山家を襲う絶望と希望を描いた『127時間』(11)。
強盗を企てた3人の若者が、裕福な盲目の老人の家に押し入ったことから、思いがけない恐怖に陥る『ドント・ブリーズ』。
周囲に誰もいない秘境の島で突然、人食いザメに襲撃された女性の必死のサバイバル劇『ロスト・バケーション』(16)。
音に反応して人類を襲う“何か”によって文明社会が荒廃した世界で、過酷なサバイバルを繰り広げる一家を描いた『クワイエット・プレイス』。
上空600メートルの鉄塔に取り残された女性クライマーの決死の脱出劇『FALL フォール』(23)。
また、本作のミルズとコアにも似た、ユニークな“年の差バディ・サバイバル映画”として、『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』(14)もある。
ゴールデンウイークに『65/シックスティ・ファイブ』の予習も兼ねて、これらの映画を見てみるのも一興だ。
(構成/田中雄二)