【芸能コラム】アイドルからの脱皮 “朝ドラ女優”として輝くAKBグループのOGたち

2020年5月20日 / 16:06

 そして、現在放送中の「エール」には、15年にSKE48を卒業した松井玲奈が出演中。同作は昭和を代表する作曲家・古関裕而と声楽家で妻の金子をモデルに、音楽とともに生きた夫婦の姿を描いており、主人公の裕一を窪田正孝、妻・音を二階堂ふみ、音の姉・関内吟を松井が演じている。

 吟は「おしゃれ好きで、すてきな男性と出会って幸せな家庭を作りたいと願っている女性」という役どころ。松井は「長女らしくあろうという責任感があるけれど、少し抜けているところもあるかわいい人」と解釈し、表情豊かにキュートな吟を好演。SNSでも「自然な演技が好き」「いい味出してる」「演技うまいなー」「育ちがよくてすっとした雰囲気が大変いいなぁ」と上々の評判だ。

 ナチュラルな芝居の理由は、松井と吟の出身地が同じ愛知県豊橋市だから。「不思議な縁を感じている」と話す松井は今後、吟をどんな女性に仕上げていくのか、結婚事情と合わせて楽しみだ。

 ちなみに松井は、インスタントラーメンを生み出した夫婦の姿を描いた「まんぷく」(18年度後期)にも、ヒロイン福子(安藤サクラ)の親友・鹿野敏子役で出演した。

 朝ドラの舞台に立つことが夢で、オーディションには5、6回挑むも落選続き。その後、「もうチャンスはない」と諦めたところに同作のオファーが舞い込んだそうで、現場で多くの刺激を受けた松井は自身の努力もあって成長を実感。その成果が「エール」出演につながったのだから見上げた女優魂だ。

 「エール」には元AKB48の加弥乃もコロンブスレコードの秘書・杉山あかね役で出演している。できる秘書感を漂わせた眼鏡女子は、「(ツンデレの)ツンが魅力」「めっちゃかわいい」「出てくるとうれしい」と話題の的だ。

 加弥乃のグループ在籍期間は05~07年とわずかだが、増山加弥乃名義で第一期生として活動。子役からキャリアをスタートさせ、実力も備わっているだけに、同作をきっかけとしたブレークに期待がかかる。

 AKBグループのメンバーは「アイドル活動は夢の通過点」と捉え、在籍中から本来の目標であるモデルや女優業に積極的に取り組む人が多い。そんな中、女優を目指す者の中には朝ドラオーディションにも果敢に挑戦している人もいるようだ。さて、次に朝ドラ女優として輝くのはどのメンバーだろうか…。(錦玲那)

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