【独占ニュース】クリス・サンダース監督が『野性の呼び声』の魅力を語る 「観客はソーントンとバックの中に自分を見ることができると思う」

2020年2月27日 / 16:39

 19世紀末の米カリフォルニア。裕福な判事の屋敷で暮らしていた犬のバックは、男たちにさらわれ、ゴールドラッシュに沸く極寒の地ユーコンへと送られる。高値で売られたバックは、郵便配達員(オマール・シー)のそり犬となり、その後は、貪欲な男(ダン・スティーブンス)に重労働を強いられる。飼い主を転々と変えながら、大自然の中で野性の本能に目覚めていったバックは、地図にない地を目指して旅する男ソーントン(ハリソン・フォード)と出会う

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 名優ハリソン・フォード出演の最新作『野性の呼び声』が2月28日から公開される。アメリカを代表する作家ジャック・ロンドンの名作冒険小説を基に、ソーントンと奇跡の名犬バックの友情と冒険を描く。77歳になったフォードが、かつてクラーク・ゲイブルやチャールトン・ヘストンが演じた役に挑んでいる。また、バックの動きはシルク・ドゥ・ソレイユの元メンバーが生身の体で演じ、それをCGに置き換えているという。

 本作を監督したクリス・サンダースは『ライオン・キング』(94)『リロ&スティッチ』(02)『ヒックとドラゴン』(10)などに携わったディズニーの名クリエイター。その作品の中で、絆をテーマにしたストーリーを多く描いている。

 例えば、『リロ&スティッチ』では、両親を亡くし、友達がいない女の子リロと、銀河の彼方から来たエイリアンのスティッチとの出会いと、失った家族の愛を描き、『ヒックとドラゴン』では弱気で臆病な少年ヒックと一族の天敵であるドラゴンとの言葉の壁を越えた友情を描いた。

 本作が、実写映画での監督デビューとなったサンダース監督は「この作品は『リロ&スティッチ』や『ライオン・キング』のように私の心を奪った映画になった。ソーントンはバックが出会った最後の人間だが、バックにとって彼は父親でもあった。また、ソーントンもバックを受け入れ、バックとの出会いによって、息子を失った悲しみから解放された。人生は台本に書かれていることだけではなく、予測がつかないもの。予期せぬ障害を乗り越えながら、生きていくものなのだ」と語った。

 
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