【2.5次元】佐藤流司、「仕事は難しい方がいい」 愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」ではシュールな笑いに挑む

2019年1月10日 / 09:47

—本作はミュージカルということですが、ミュージカルに出演することについてはどうお考えですか?

 こんなこというとあれですが…ミュージカル的な歌い方って、あまり得意じゃないんです。声もハスキーですし、伸びないですし…。(本作の共演者の)皆さんは、お上手でいらっしゃると思うので、なるべく歌う場面が少ない方がいいなって(笑)。 

—では、少なかったとして、その分、佐藤さんはどこでアピールしますか?

 刀をぶんぶん振り回します! それでなんとか手を打ってもらえないかなと。絶対、みんな(歌が)うまいですもん、怖いな(笑)。

—怖いですか。怖いと思うことをするのは好きですか?

 仕事をする上では、難しいとかきつい方が好きですね。基本的に、俺は無気力なんで、かせがないと甘えちゃうんです。今日やらないと本当に間に合わないという状況にならないとぐうたらしちゃう。

—意外です。では、今現在は、源義経をどう演じようとお考えですか?

 演じる俺が笑っちゃうぐらい面白い台本に仕上がっているんですが、そこはあえて狙いにいかずに、頑張って抑えようと思ってます。

—コメディ要素の強い作品なんですね?

 強すぎです(笑)。シュールな笑いもあって笑えますよ。

—では、2019年の目標は?

 国語辞典を読もうと思っています。こういう取材のときにも、もっと面白い話やもっと言葉が出ればいいなと思って。

—今でも佐藤さんは言葉のチョイスが個性的だと感じますよ?

 違う方がおもしろいですよね。俺も、人の話を聞いていて、知らない言葉や独特の言い回しをしていると興味が湧くんです。だから、独特な言い回しをしたくなっちゃうんですよね。

—最後に、改めて作品への意気込みを。

 (共演者の)皆さん、素晴らしい役者の方ばかりなので、必死に食らいついて、たくさん勉強して、新年一発目の舞台から成長したいなと思います。自分でも大好きな作品になると思っているので、俺をいつも応援してくださっている方はぜひ見に来ていただいて、俺を応援していない方もぜひ来ていただいて(笑)、楽しみにしていただければと思います。

 愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」は、3月10日〜24日に東京・TBS赤坂ACTシアターで上演。1月12日からチケット一般発売開始。

(取材・文・写真/嶋田真己)

源義経(佐藤流司)

愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」

愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」

公式サイト https://www.rekitheater.jp

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