【2.5次元インタビュー】米原幸佑＆郷本直也が語る、LM「SHOW BY ROCK!!」への思い　「５人でシンガン」

—では、新作公演についても教えてください。

郷本　今回は、新たなバンド「フカシギミック」が登場し、一つのキーとなります。ストーリー自体は、「SHOW BY ROCK!!」ならではのシンプルな作りです。フカシギミックとゆかりのあるライブハウスをきっかけにして、様々なバンドが巡り会って、そこでどんなライブが繰り広げられていくのかに注目です。シンガンとしては新たな姿も見せますので、そこもぜひお楽しみにしてください！

—ライブシーンは大きな見どころだと思いますが、どんな思いで臨まれていますか？

米原　僕はまっすぐ前しか見ない。歌をしっかり届けようというのがまずあります。

郷本　僕は、常に（滝川）英治のロムを意識しています。（※滝川は、2017年フェス公演まで出演していたものの、怪我の治療のため降板。その後を郷本が引き継いでいる）芝居パートではそれほど意識することはないんですが、ライブの時は一緒に叩いている気がしてる。シンガンのメンバーもみんな、「５人でシンガンだ」というのは意識していると思います。

米原　俺、後ろ姿をパッと見たとき、「あ、英治だ」と思ったもん（笑）。

郷本　お客さんにどう映っているのかはわからないけど、彼の姿が見えたらうれしいなと思ってやってますね。

米原　実は今年のフェスの初日にあった話なんですけど、せっかくの機会なのでお話しすると…最近、英治は動画にハマってるらしくて、俺たちの動画を一生懸命作ってくれるんです。

郷本　それで、ＰＶ風に編集した動画がフェスの初日に送られてきたんですよ。

米原　それを見てたら込み上げてくるものがあったんですが、ちょいちょい挟んでくる言葉のセンスがすごいダサいんですよ（笑）。あまりにもダサいから、良かった、あいつ変わってないなって（笑）。

郷本　それぞれの写真がかっこよく編集されて流れてくるんですが、その中で僕と２人で撮った写真が出てきて、その後に、なんて出てきたと思います？　「TOMO」って書いて、友ですよ？（笑）

米原　「友」は漢字でしょう？（笑）横文字にしたらだめ（笑）。

郷本　みんな、うるってきてたのに、その文字を見て大爆笑でしたよ（笑）。

—素敵な、そして笑えるエピソードをありがとうございます（笑）。では、最後に読者へメッセージを。

米原　何も考えずに見られる作品なので、パッと見て、バーっと音楽聞いて、なんか楽しかったなって思ってもらえればいいなと。どの年代の方にも見ていただける作品になると思います！

郷本　大人が見てホッとするような、青くさい青春が混ざっているのがこの作品です。誰が見ても楽しめて、心温まるエピソードがあって、その間に音楽がある。ぜひ、一緒に旅を楽しんでいただけたらと思います。

（取材・文／嶋田真己）

Live Musical「SHOW BY ROCK!!」—狂騒のBloody Labyrinth—は８月30日～９月９日に天王洲　銀河劇場、９月14日～17日に梅田芸術劇場　シアター・ドラマシティで上演。

公式サイト：http://showbyrock-musical.com/

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