ペナルティ・ヒデ、嵐の二宮和也に背中押され小説デビュー 4年かけてスマホで執筆

2013年8月2日 / 19:34

 中川秀樹として小説デビューを果たしたペナルティ・ヒデ

 お笑いコンビ・ペナルティのヒデが“中川秀樹”名義で執筆した小説デビュー作『四季折々 アタシと志木の物語』上下巻の発売記念サイン会イベントが2日、東京都内で行われた。

 本書は、中川が4年の歳月をかけてスマートフォンを使って執筆した四季折々の4編の物語。中川は「1日8時間はいじっていました。最初はガラケーで、スマホに替えて全部で3台ぐらい。とにかく空いている時間、楽屋だったり移動の新幹線の中、トイレでも書きました。けんしょう炎に悩まされました」と苦笑した。

 「20代のころから本が好きで、いつか書いてみたいと思っていました。なんとなく書き始め、徐々にその気持ちが強くなっていった」という中川は、執筆のきっかけを「4年前に嵐の二宮和也くんに『やってみたら?』と背中を押してもらって、本腰を入れました。まったく違う話を2カ月で楽しく書いたので、また出版できたら」と明かした。

 “中川先生”と呼ばれたらの問いには「今後、何冊書いたとしても慣れないですね。ふわふわして信じられない感じです。ようやく形になってうれしいです」と照れ笑いを浮かべた。相方のワッキーには「最初に話したら『また手広くやるよね~』と軽く舌打ちをされました。でも今は一番応援してくれています。これからも三流コメディアンとして頑張りますが、八割は作家活動に力を入れていきたい」と笑わせた。


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