高橋尚子、被災者から「頑張ってよ」と激励の言葉 ロハス新宿御苑展で三遊亭金時と被災地の現状報告

2011年5月20日 / 16:03

 東京・新宿御苑でのトークイベントに出席した高橋尚子(左)と三遊亭金時 (c)KYODONEWS

 「第6回ロハスデザイン大賞2011新宿御苑展」が東京の新宿御苑で始まり、20日のトークイベントにスポーツキャスターの高橋尚子と落語家の三遊亭金時が登場した。 

 高橋と金時は震災から1カ月後、被災地を訪問。それは、2人が“スマイルアフリカプロジェクト”で靴を集め、届ける活動を行っていることを知った被災地から“靴を届けてほしい”との要請があったから。

 靴800足を届けたという高橋は「被災地の方に『あなた頑張ってよ』と逆に励まされた。ただ、東北の方は気丈。昼間は元気に振る舞うが、夜になると親が泣いて子供が泣いて…。次々と泣く声が聞こえると聞いた」。金時は「被災地の年寄り、子供は元気。40代がガックリきていた。“助けてと言われて振り返ったら、ほかの人が助けていてその人が流された”という話を聞いた。こういう話が次々出てくる。でも出したいんだなと。出さないといけないと感じた」と、それぞれが現地での体験を語った。

 イベントは「エコネイティブなライフスタイルへ」をテーマに、22日まで同所で行われる。


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