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トロフィーを手に喜びの笑顔を浮かべるピエール瀧
「第68回毎日映画コンクール」のオープニングセレモニーが13日、神奈川県川崎市で行われた。
『おしん』での演技が評価され、史上最年少でスポニチグランプリ新人賞を受賞した子役の濱田ここねは、役の衣装で登場し「(撮影は)1年ぐらい前だったので懐かしくて、ちょっとおしんになった気分です」とにっこり。
初主演作『箱入り息子の恋』で同賞を受賞した星野源は「初めての映画主演で歴史あるこのような場に呼んでいただくことができて光栄です。本当にうれしいです」と喜んだ。
『ペコロスの母に会いに行く』で女優主演賞に輝いた赤木春恵は「私は今89歳でございます。来月誕生日を迎えて90歳になります。この時期に『ペコロス~』に出会って思いがけず女優主演賞を頂き、なんて幸せなんだろうとつくづく思います。(東京・)府中に40年住んでいても川崎に参りましたのは初めてです。今日お目にかかれた皆さんのご健康とご幸福を心からお祈りさせていただきます」とあいさつした。
『凶悪』で男優助演賞を受賞したピエール瀧は「このような晴れの場で浮かれて話すような内容の映画ではないのですが、支持されたことをうれしく思います。あのときのスタッフ、キャストの苦労が報われたのかな」としみじみ。また、先日授賞式が行われた「第56回ブルーリボン賞」でも助演男優賞に選ばれたことから「世の中が病んできたのかなという感じがします。朝ドラもありましたし、何かがそろってしまったんですかね」と笑わせた。
主な受賞は以下の通り。
日本映画大賞:『舟を編む』
日本映画優秀賞:『ペコロスの母に会いに行く』
外国映画ベストワン賞:『愛、アムール』
監督賞:石井裕也『舟を編む』
脚本賞:荒井晴彦『共喰い』
男優主演賞:松田龍平『舟を編む』
女優主演賞:赤木春恵『ペコロスの母に会いに行く』
男優助演賞:ピエール瀧『凶悪』
女優助演賞:吉高由里子『横道世之介』
スポニチグランプリ新人賞:星野源『箱入り息子の恋』、濱田ここね『おしん』
田中絹代賞:加賀まりこ
特別賞:福本清三
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