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マイリー・サイラスによる「We Can’t Stop」のミュージック・ビデオのYouTube再生数が10億回を突破した。彼女にとってこの快挙を達した5作目のMVとなる。
2013年のアルバム『バンガーズ』からのリード・シングルだった「We Can’t Stop」は、マイク・ウィル・メイド・イット、P・ナスティ、R・シティが作詞・作曲・プロデュースを担当し、マイリー自身も作詞に参加した。さらにダグ・E・フレッシュのヒップホップ・クラシック「La Di Da Di」のサンプルが使われている、パーティー・アンセムだ。
米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”では、ロビン・シックの「Blurred Lines」に1位の座を阻まれ、最高2位を記録。なお、2人は2013年の【MTVビデオ・ミュージック・アワード】で、それぞれのヒット曲をつなげた挑発的かつ官能的なメドレーを披露し、伝説的パフォーマンスとして語り継がれている。
「We Can’t Stop」のMVは、当時21歳で元ディズニー・スターのマイリーが、キッズ向けのポップ・シンガーからヒップホップ寄りの挑発的なアーティストへと変貌を遂げる姿を示し、内容の過激さに戸惑う批評家もいた。しかし公開されるや否やすぐさま拡散し、当時のVevoで“初日最多再生数”の記録を樹立。さらに1か月強という異例のスピードで、再生1億回を突破し“Vevo Certified”を獲得した。米ビルボードは当時、このMVを「反体制的で、魅惑的、そして常軌を逸している」と評している。
ダイアン・マーテルが監督したこのMVは、マイリーの新たなイメージを鮮烈に印象付けた。金のグリルズをはめ、白いブラとホットパンツ姿でベッドの上をくねりながら歌う彼女の姿や、友人たちと100ドル札で作ったサンドイッチを食べたり、フライドポテトで骸骨を作ったり、トゥワークや尻を叩いたり、指を切る真似、巨大なテディベアと踊るなど、奇抜で過激なシーンが連発される。さらに、フィッシュネットの水着姿のマイリーが、同じ衣装を着た人形とキスをする様子や、ホットドッグ入りの巨大ビール瓶型ピニャータを叩き割る場面、薬物を示唆するシーンも盛り込まれた、破天荒な世界観が描かれている。
マイリーのMVが10億再生を突破したのは、今回が初めてではない。過去には、Hot 100首位をマークした2013年の「Wrecking Ball」、2009年の「Party in the U.S.A.」、2013年のマイク・ウィル・メイド・イット、ウィズ・カリファ、ジューシー・Jとのコラボ曲「23」、そしてもう一つのHot 100首位獲得曲「Flowers」(2023年)が同記録を達成している。
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