天海祐希「第44回 松尾芸能賞」で優秀賞を受賞 「驚きと恐縮、そして誇らしい気持ちでいっぱい」

2023年3月30日 / 06:30

(左から)三山ひろし、天海祐希、市村正親、尾上菊之助 (C)エンタメOVO

 日本の文化・芸能の保存・向上に寄与した人物を表彰する「第44回 松尾芸能賞贈呈式」が29日、東京都内で行われ、優秀賞を受賞した天海祐希、三山ひろし、尾上菊之助、大賞を受賞した市村正親ほかが登壇した。

 天海は、優秀賞の盾を手に、「本当に栄誉のある素晴らしい賞を頂き、驚きと恐縮、そして誇らしい気持ちでいっぱいです」と喜びのスピーチ。

 続けて、「これからもお客さまにたくさん楽しんでいただける作品を作っていけたらと思います。選んでくださった皆さん、そしていつも応援してくださっている皆さんに恥ずかしくないよう、頑張っていきたいと思います」と語った。

 大賞の市村は「第19回のときに『優秀賞』を頂きまして、もう松尾芸能賞とは縁がないのかなと思っておりましたら、今回は大賞。何よりうれしかったのは優秀賞のときよりも、(記載された)名前が一段と大きくなっていること。これも『もっと大きな役者になれ』という励ましの声だと思って、もっともっと大きな俳優を目指して頑張ります」と語った。

 贈呈式後には、4人が報道陣の囲み取材に対応した。現在の率直な思いを問われた三山は「うれしさもあるのですが、受賞された皆さまの名前を拝見すると、とんでもなく素晴らしい方ばかりで。その中に自分の名前が載るのだと思うと、非常に緊張もするし、責任も重大だなと思っております」とコメント。

 「ただただびっくり。今日も素晴らしい先輩方と同じテーブルに座っていることが本当に夢みたいで」と語った。

 菊之助は、過去に父親の尾上菊五郎と岳父の中村吉右衛門が大賞を、姉の寺島しのぶが優秀賞を受賞していることを伝えられると、「私もパンフレットを見て、父と岳父の大賞を知りました。私も市村さんのような役者になれるように精進して、いつかは大賞を頂けるように」と語った。

 現在、公演真っ最中だという菊之助。「5月から(新型コロナウイルス感染症も)5類に引き下げということで、お客さまもどんどん戻ってきてくださっているので、エンターテインメント全体を、もっともっと盛り上げていきたいという気持ちです」と笑顔を見せた。


芸能ニュースNEWS

「わた恋」“黒澤”菊池風磨と“葵”久間田琳加の冒頭シーンに反響 「イチャコラがリアルで微笑ましい」「風磨くんの筋肉美がすごい」

ドラマ2024年11月24日

 菊池風磨が主演するドラマ「私たちが恋する理由」(テレビ朝日系)の第7話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、オフィスを舞台に“笑わない”寡黙(かもく)な上司・黒澤智也(菊池)と、部下の森田葵(久間田琳加)をはじめ6人 … 続きを読む

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

Willfriends

page top