横浜流星、2年越しの宮本武蔵役 「深みを増した武蔵を演じられたら」

2022年10月27日 / 06:28

宮本武蔵と佐々木小次郎の銅像の前に立つ中村隼人(左)と横浜流星

 舞台「巌流島」オンライン制作発表会見が25日に行われ、出演者の横浜流星と中村隼人、演出の堤幸彦氏が出席した。

 本作は、宮本武蔵と佐々木小次郎の宿命の対決や武士の生きざまを問う、骨太の人間ドラマ。闘いの裏に隠された人間ドラマや決闘の真実を、新解釈、新設定でオリジナル作品として上演する。

 山口県の巌流島から生配信で行われたこの日の会見で、武蔵を演じる横浜は「ここで武蔵と小次郎が世紀の一戦を行なっていますが、その場に自分が立っていること、同じ空気を吸えていることが感慨深いですし、必ず役作りに反映されると思います」と語った。

 本作は、2020年に上演予定だったが、横浜が新型コロナウイルスに感染したことにより全公演が中止になった。

 今回、新たに隼人を迎えての公演となったことから、横浜は「中止になってしまって、悔しい思いや責任感を感じていたのですが、こうしてまた決まって非常にうれしいですし、あのときから積み上げてきたものを全て注いで、深みを増した武蔵を演じられたらと思います。皆さんと一致団結して最高に熱い作品を届けられたらと思います」と意気込みを語った。

 一方、小次郎役の隼人は、歌舞伎公演以外での大規模な舞台への出演は本作が初出演となる。

 隼人は「今までになかったお話になるんじゃないかなと思います。結末は同じでも、行き着くまでの過程が違ったものになると思いますし、武蔵と小次郎の関係性、武芸者、武士として生きる上での葛藤を色濃く出せる作品になると思います。今回、名優たちが演じた役を演じますが、成功できるように持てる全てをぶつけていきたいと思います」と語った。

 舞台は2023年2月10日~22日に都内・明治座ほか、金沢、新潟、秋田、名古屋、神戸、高松、福岡で上演。


芸能ニュースNEWS

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

Willfriends

page top