坂本昌行、連続殺人鬼役に「大きなチャンス」 「練りに練って考えながら役をしっかりと構築していきたい」

2022年8月6日 / 06:38

パルコ・プロデュース 2022「凍える」

 パルコ・プロデュース 2022「凍える」の取材会がオンラインで行われ、主演の坂本昌行が公演への思いを語った。

 本作は、2004年にトニー賞BEST PLAYにもノミネートされたヒューマンサスペンス。

 児童連続殺人犯のラルフの前に、行方不明になった少女の母ナンシー、精神科医のアニータがそれぞれ対峙(たいじ)し、3人の内面に宿る拭い切れない絶望感、消えることのない悲しみ、やり場のない憎悪があふれ出し、止まったままの時間が動き始める。

 今回、坂本が演じるのは、小児性愛者の連続殺人鬼という役どころ。これまでの坂本のパブリックイメージとは真逆の難役だ。

 坂本は「自分のパブリックイメージというのは一切、考えてはいないです。役者である以上は、頂いた役にどれだけ近づけるか、輪郭をはっきりつかんでお届けするかだけだと思います。今までやったことがない役を頂けたのは大きなチャンスですし、引き出しを増やすことができる大事な時間になると思いますので、練りに練って考えながら役をしっかりと構築していきたいです」と意気込みを語った。

 また、坂本は、栗山民也氏が演出を務めた1992年上演のミュージカル「阿国」で初舞台を踏んで以来、30年ぶりの栗山演出作品への出演となる。

 坂本は、初舞台を「人と同じことをするのが苦手で、集団行動が苦手な人間だった僕が、初めてプロの世界に飛び込んで、今までの自分が恥ずかしく思えたのが『阿国』でした。一つのものを作るプロの集団を見て、すごくカッコいいと感じましたし、初めてプロのすごさを感じて、そこから舞台の魅力にハマりました」と振り返る。

 そして、改めて「このお話の前半は、それぞれの独白で展開します。今までに見たことがない作品になるだろうと感じています。ハッピーではない作品かもしれませんが、皆さまの心に問い掛ける部分もある作品ですので、感染対策に注意しながらぜひ劇場にいらしていただければ」と呼び掛けた。

 パルコ・プロデュース 2022「凍える」は、10月2日~24日に都内・PARCO劇場ほか、全国7都市で上演。


芸能ニュースNEWS

「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」「今回もスティンガースチーム最高だった」「乾さん(藤井流星)すっかり犬扱いが定着していて面白い」

ドラマ2025年8月27日

 「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」(フジテレビ系)の第6話が、26日に放送された。  本作は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称“スティンガース”の活躍を描く、完全オリジ … 続きを読む

「誘拐の日」“凛”永尾柚乃のラストの演技に号泣 「ラストがつら過ぎた」「『パパー』には泣いた」

ドラマ2025年8月27日

 斎藤工が主演するドラマ「誘拐の日」(テレビ朝日系)の第8話が、26日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  妻・汐里(安達祐実)のマンションで、七瀬家の防犯カメラのデータを見つけた新庄政宗(斎藤)。そこには、事件の1週間前に七瀬家 … 続きを読む

「北くんシェア」“北くん”岩瀬洋志の不穏な屋上シーンに反響 「“京子”加藤千尋は、秘密を知っているの?」

ドラマ2025年8月27日

 本田翼が主演するドラマ「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  東子(志田未来)の預金通帳が盗まれた。犯人は、東子の留 … 続きを読む

「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2025」の 応援アンバサダーに増田貴久が就任

舞台・ミュージカル2025年8月26日

 今冬、12月13日(土)~12月25日(木)まで、東京・渋谷の「東急シアターオーブ」(渋⾕ヒカリエ11階)で開催される「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2025」の応援アンバサダーに、増⽥貴久の就任が決定した。  「ブロードウェ … 続きを読む

「ぼくほし」“巌谷先生”淵上泰史の最後の言葉に「ボロ泣き」 「すてきな先生」「健治と友達になってほしい」

ドラマ2025年8月26日

 磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  スクールロイヤーとして教師や生徒から信頼され、多くの相談が寄せられるようになった白鳥健 … 続きを読む

Willfriends

page top