満島ひかり「最初は物まねした方がいいのかなって」 初代ペネロープ役・黒柳徹子からの言葉に感激

2022年1月7日 / 06:31

(左から)森川智之、満島ひかり、井上和彦 (C)エンタメOVO

 「日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』大新年会だGOGO」イベントが6日、東京都内で行われ、日本語キャストを務めた満島ひかり、井上和彦、森川智之、日野聡と構成担当の樋口真嗣監督が登壇した。

 1965年に英国で、66年には日本でも放送が開始された、特撮人形劇のTVシリーズ「サンダーバード」。本作は、英国の熱狂的なファンのクラウドファンディングによって製作された3話の新作エピソードを、日本公開用に独自に一本化した特別版。

 国際救助隊員のペネロープを演じた満島は、「サンダーバード」との出会いを聞かれると、「とんねるずさんと清水アキラさんの物まねでした」と告白。

 そのペネロープの声を演じた初代は黒柳徹子。NHKのドラマ「トットてれび」(16)で黒柳を演じた満島は「それがきっかけで声を掛けてもらえたのかな。最初は(黒柳の)物まねをした方がいいのかなって思った」と明かした。

 役作りについては、「お嬢さまらしさ、人の話の聞かなさとか、身勝手さとか。だけど許せちゃう感じなどは(黒柳の)元があったので。ただ、どれだけ気持ちをまねしても、本人の中から出てこないといけなくて」と回想した。

 「監督から『あなたのペネロープでやってみよう』と言われて、『自分のままでいいんだ』と思ってからの方が自由でした。私の方がちょっとムチが強めになっているかもしれないですが…」と笑顔で振り返った。

 イベントの終盤には、黒柳からのビデオメッセージが上映されるサプライズも。黒柳から「満島さんのペネロープはとってもよかったです。私より落ち着いた感じがして、信頼できる感じ」と褒められた満島は「うれしいです。受け継げることに喜びを感じています」と感激した様子だった。

 映画は1月7日から公開。


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