「突然の訃報にただ驚いた」と織田裕二 「微熱が続く中の撮影続行を叱った」と小野

2012年5月17日 / 19:43

 16日にスキルス性胃がんと肝硬変のため急逝した小林すすむさんの遺作となった「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の共演者やスタッフから17日、お悔やみの声が文書で寄せられた。

 主演の織田裕二は「撮影中、体調が少し悪そうで心配はしておりましたが、突然の訃報にただ驚いております。ご冥福をお祈り申し上げます」。

 北村総一郎は「恩田くん!恩田くん!すみれを呼ぶ君の明るく元気な声が聞こえてくるようです。そんな君が僕より先に居なくなるなんて、どうしても不思議でなりません。残念です!いつも君は、そこに居るだけで、仲間を、その場をなごませてくれる優しさに溢れた素敵な役者さんでした。楽しかったです」と悔しさをにじませつつ、感謝をつづった。

 小野武彦は「踊る…の撮影の時に微熱が続いているのに、お医者に行ってないと言うので早く行くようにスリアミ(スリーアミーゴス)で叱ったのですが間に合わず残念です」。

 斉藤暁は「『踊る大捜査線』でご縁が出来て長い付き合いに成った。バラエティーも一緒に出たり、可愛い奥さんを紹介してもらったり…楽しかった事を思い出してしまいます。独特の感性があった。お互いに、これからまだまだ広がっていけたら良いな…と思っていたのに。残念で仕方ないです」と故人をしのんだ。

 また、「踊る…」の本広克行監督は「15年間、中西係長を演じきっていただきありがとうございました。おつかれさまでした。一緒に完成した作品を見れないのが悔やまれます」と悼んだ。


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