舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」開幕 谷口賢志、40歳での主演に「命を懸ける」

2018年9月22日 / 15:02

(左から)演出家の中屋敷法仁氏、多和田秀弥、谷口賢志、荒木宏文

 舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」の囲み取材が21日、東京都内で行われ、出演者の谷口賢志、多和田秀弥、荒木宏文ほかが登壇した。

 「文豪ストレイドッグス」は、架空の都市「ヨコハマ」を舞台に、歴史に残る文豪たちが繰り広げる異能力アクションバトル漫画。

 本作は、舞台化第2弾で、テレビアニメ第2シーズンで放送されたスピンオフドラマを原作に、第1弾の4年前、太宰治が武装探偵社に入社する前の「ポートマフィア」時代が描かれる。

 織田作之助を演じる谷口は「原作がとても人気があって、舞台の第1弾もとても好評な作品の第2弾。原作の中でも人気のあるエピソードの中心人物を演じさせていただくにあたり、40歳で2.5次元舞台の主役をやるってどうなんだと思った」と本音を吐露しつつも、「だから、すごく覚悟を持って挑みました。全身全霊で思いを届けようという思いを持って臨んでいることがこの作品の魅力だと思います。命を懸けてやっています」と公演に懸ける強い思いを明かした。

 前作に引き続き太宰を演じる多和田は「僕は初演に出演させていただいたメンバーの一人。人気のある作品なので、(前作のキャストの)みんなの思いも、お客さんの思いも背負っていかないといけないというプレッシャーは大きかったですが、18歳の太宰を、自由に、伸び伸びと、胸を締めつけられるような思いで生き抜いていければ、この公演は成功につながると思います。気負い過ぎずやっていけたらと思います」と意気込みを語った。

 一方、坂口安吾役の荒木は、本作の見どころを「グッズですら見ることができない、ジャケットを着ていない安吾」と話し、「いろんな角度から、いろんなものを感じ取れる作品です。ぜひ劇場で、同じ空間を味わって、においを感じ取ってほしい」とアピールした。

 舞台は22日~10月8日、都内・サンシャイン劇場、13日~14日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。

舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」公開稽古の様子


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