多部未華子「普通に就職すると思っていた」 25歳の“ダメ女”役で主演女優賞

2016年5月27日 / 06:00

 「第25回日本映画批評家大賞授賞式」が26日、東京都内で行われ、主演女優賞を受賞した多部未華子ほか、主演男優賞を受賞した浅野忠信、助演男優賞を受賞した伊藤淳史が囲み取材に登場した。

 今回、『ピースオブケイク』で主演女優賞に輝いた多部は、2005年のデビュー作『HINOKIO』で本映画賞の新人賞を受賞。多部は「10年前とまた同じ場に立てることをうれしく思います」と喜びを語りつつも、「この状況は想像していた?」という報道陣からの問いに「当時は10代でしたし、普通に就職すると思っていたので、まさかこの仕事を続けているとも思っていなかった」と本音を吐露。今回の評価に驚きを見せつつも、現役の映画批評家たちが選定する映画賞とあり、「とても背筋が伸びる思いです」とあらためて気を引き締めていた。

 『ピースオブケイク』は、ジョージ朝倉氏の同名コミックを田口トモロヲが監督したラブコメディー。恋も仕事も流されっぱなしのダメ女・志乃を演じた多部は、今作でラブシーンも熱演。「(私の)イメージにはない役をやらせてもらったとは思いますが、等身大の25歳の恋愛に流されやすい女の子ということで、私も(役の気持ちが)わからなくもないかな…」と神妙にコメント。「綾野剛さんを始め同世代の役者さんたちとの共演はとても刺激的だった。毎日とても贅沢な時間で幸せな現場だった」と撮影を振り返っていた。

 また『岸辺の旅』で主演男優賞を受賞した浅野は、先日行われた「第69回カンヌ国際映画祭」である視点部門審査員賞を受賞した映画『淵に立つ』にも主演しており、「自分でも本当にびっくり。なんで最近こんなにたくさん賞をいただけるのかなと思って…」と笑顔。今後挑戦したい役を問われると「刑事ものとか…。あまり僕は刑事の顔ではないんですが」と自虐的に答えていた。

 また、映画『ビリギャル』の塾の先生役で助演男優賞を受賞した伊藤も「夢にも思っていなかったので光栄です」と感激の面持ち。昨年には第一子が誕生しており「プライベートでパパになって頑張って(子供を)お風呂に入れていますけど、この賞を励みに毎日仕事を頑張りたいと思います」と今後の意気込みを語った。また、報道陣からの「チビノリダーですね?」という突っ込みには「チビノリコですかね。女の子なんで…」と笑顔を弾けさせていた。

(左から)浅野忠信、多部未華子、伊藤淳史

(左から)浅野忠信、多部未華子、伊藤淳史


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