多部未華子「本当にやめてください…」 歌声絶賛の嵐に恐縮

2016年2月22日 / 20:05

突然若返ったヒロインを演じた多部未華子

 映画『あやしい彼女』の完成披露試写会が22日、東京都内で行われ、出演者の多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美が出席した。

 本作は、見た目は20歳の女の子、中身は73歳のおばあちゃんをヒロインに、誰もが一度は夢見る壮大な“人生リセット劇”を描く。

 突然若返ったヒロインを、倍賞と共に“二人一役”で演じた多部は、倍賞と要からそろって声の小ささを突っ込まれながらも「とにかく倍賞さんからはたくさん声を掛けていただいて、心配してくださって、人見知りなもので『はい、そうですね』としか返せなくて申し訳ないぐらいでした」と振り返った。

 倍賞は「同じ人物だけど姿も年齢もまったく違う。でも心だけはつながっていようねと話しました。現場は楽しかったですよ」と笑顔で励ました。

 多部は“かわいいルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子”という役柄のため、劇中で歌声も披露した。その歌声について要は「こういうのが天性の歌声というんだなと膝から崩れ落ちそうになりましたが、耐えました」、志賀は「ああなんて良いんだろうとしばし役から離れてしまった」、北村は「ここまでストレートに心にくる歌を久々に聞きました」とそれぞれわざとらしく大絶賛して笑わせた。

 ヒロインの娘を演じた小林も「お母さんだと分かってからは本当に多部さんがお母さんに見えて、その胸を借りて思い切り芝居をさせてもらいました。ありがとうございました」とべた褒めし、多方面から賞賛された多部は「本当にやめてください…」とすっかり恐縮していた。

 映画は4月1日から全国ロードショー。

(左から)志賀廣太郎、要潤、倍賞美津子、多部未華子、小林聡美、北村匠海

(左から)志賀廣太郎、要潤、倍賞美津子、多部未華子、小林聡美、北村匠海


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top