小林幸子、“ネット”と“演歌”を棲み分け 柔軟さは「持って生まれた性格かも」

2016年4月7日 / 21:56

映画の思い出などを語った小林幸子

 CS映画専門チャンネル・ムービープラスの「この映画が観たい#32 ~小林幸子のオールタイム・ベスト~」収録後取材が7日、東京都内で行われ、小林幸子が出席した。

 この番組では、さまざまな分野で活躍する著名人に、自身のかけがえのない“映画体験”とそれにまつわる人生のエピソードを聞く。10歳でデビューした小林は、映画初出演となった『座頭市二段斬り』の思い出のほか、思い入れの深い『ローマの休日』、『となりのトトロ』、『アイランド』といった作品を挙げてエピソードを語る。

 見ている映画のジャンルは多岐にわたり「SFものとか3Dとかそういうのも大好き。趣味がスキューバダイビング、スカイダイビング。ジェットコースターは死ぬほど大好き」といい、『スターウォーズ』や『進撃の巨人』、『寄生獣』も映画館で観賞したという。

 さらに『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』も見たといい、「今のブームだから、ブームは見ておかないといけないと思って。なんで子どもたちにこんなに人気があるのだろう、見てみたいなと思ったんです。笑ったところもあったけど泣かされましたね」と楽しんでいたことを明かした。

 また、“ラスボス”と呼ばれニコニコ動画を中心に若いネットユーザーからも支持を集める小林だが、「ネットだから、直接人が集まって来てくれるわけではないから、実感としては分からない。でもニコ動の“歌ってみた”を投稿したら100万回再生されたり、それだけみんな興味を持ってくれているんだなというのは分かる。いわゆる自分のコンサートにも明らかに(これまでと)違う客層の人が来てくれる」と喜んだ。

 一方で、「(投稿された動画で)ボカロ(ボーカロイド)曲を歌うことによって応援してくれる人が増えても、王道の演歌の方とつなげよう、パイプを持とうという気はないんです」とスタンスを明かし、「文化の違うものですから、こっちはこっちの文化でいい。これからも演歌は演歌として大事に歌っていきたいし、大切にしてくれる人を大事にしていきたい」とそれぞれのジャンルに対する思いを語った。

 何事にも柔軟に、新しいものを取り入れて楽しむ小林の姿勢が受け入れられた背景には、「持って生まれた性格なのかもしれない。スタッフが心から面白いと思う新しいものを持ってきてくれるから、じゃあ乗っちゃおうって。軽いけど、とても大事なことだと思う。スタッフが『こんな面白いものがありますけど』と提案してくれるようになってから変わりました」とあらためて感謝を述べた。

 番組は5月2日午後11時からオンエア。


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