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「第66回NHK紅白歌合戦」リハーサルが29日、東京都内で行われ、白組司会の井ノ原快彦(V6)、紅組司会の綾瀬はるか、総合司会の黒柳徹子、有働由美子アナウンサーがそろって報道陣の囲み取材に応じた。
綾瀬と共に出場歌手との面談を重ねている井ノ原は「みんなとやるんだとびっくりしましたが、そこで気付くこともあって台本の修正もできるし大切な時間です」とコミュニケーションの重要性を語った。
V6のメンバーとの面談については「やりづらかった。何をしゃべったらいいか分からないし、聞いても自分の事でもあるし。でもいい時間です」と照れくさそうに笑った。
「ギンギラギンにさりげなく」で白組のトリを務める近藤真彦は黒柳とは旧知の仲。井ノ原に「時間が足りないのではないか。俺の番まで歌えるか分からない」と不安を口にしていたという。放送時間内に収まるかは黒柳も「それは分からない」と断言し、井ノ原も「ご自由に! あとは有働さんがなんとかします」と期待を寄せた。
1958年の第9回で初めて紅組司会を務め、今回が初の総合司会となる黒柳は、近藤について「(近藤が)15、6歳でお友達になって、35年続けてきたことを母親のようにうれしく思います。本番の近藤さんのトリの時には涙が出ると思う」とあふれる思いを語った。
2年ぶり2回目の紅組司会を務める綾瀬は「一度経験させてもらった分、前回よりは少し余裕があります。ちょっとリラックスしている部分もある」と穏やかな表情で黒柳と井ノ原のやり取りを“リハーサル”のように見守った。
これまでの通算成績は紅組29勝、白組36勝で、黒柳は「女の人が負けているのね。総合司会だけど女の人の味方をしようと思います」と綾瀬率いる紅組にエールを送った。
綾瀬も「(前回の紅組司会では)白組に旗が渡った瞬間、お役ご免という感じで。責任が全部来たようですごく悪いことをした気分でした」と振り返りながらも、今回は「徹子さんもいらっしゃるし、験を担いで勝ちます!」と意気込みを語った。
また、報道陣からつけまつ毛のコンディションを心配された有働アナは「ばっちり付けています。つけまつ毛がないとテレビに出られない顔なので」と笑わせ、井ノ原が「これから先は大丈夫。あれはあれでいいと、あれから有働さんのファンが増えたという話を聞きますよ」とフォローにならないフォローで場を和ませた。
番組は31日午後7時15分から11時45分に放送。