風間俊介「自然に撮影に入っていけた」 小西真奈美「うなずくだけで前のめりになった」

2015年10月2日 / 16:47

(左から)小西真奈美、加部亜門、岸谷五朗、松坂慶子

 NHKの木曜時代劇「ぼんくら2」の試写会が2日、東京都内で行われ、出演者の岸谷五朗、風間俊介、小西真奈美、加部亜門、松坂慶子が登壇した。

 本作は、宮部みゆき氏の時代ミステリーの代表作「ぼんくら」の続編である「日暮らし」を連続ドラマ化したもの。

 前回に引き続き、周囲からは“ぼんくら”扱いされている主人公・見廻り方同心の井筒平四郎を演じた岸谷は、パート2が決まった時は「また井筒平四郎に会えるという喜びがあった」と笑顔を見せた。

 岸谷は「1年前と同じかつら、大小の刀、雪駄があって、ぼんくらはぼんくらのごとく生きていたんだなと思って…」と感慨深げに語り、京都の撮影所についても「平均年齢70歳を超える大ベテランのスタッフたち。動きも素速いし頭の回転もすごく速い。あのチームワークに会えるのが本当に楽しみだった」と心待ちにしていたことを明かした。

 佐吉役の風間も「前回、原作には続きのお話があると知って、当時から(続編を)やれたらいいなと思っていた」とコメント。さらに「現場のチームワークも良くて、僕の中では、いつの間にか決定稿になっていた」といい「やるよと聞いた時に、むしろ今やっと決まったんだと思って…。2作目やるぞ!というよりは“ただいま”という感じで自然に撮影に入っていけた」と振り返った。

 一方、本作からの登場となる佐吉の母・葵役の小西は「初めて尽くしが多かった。1話の冒頭からきせるを吸うシーンがあるけど、普段もたばこは吸わないので煙の出し方から練習する感じで…。最初はかつらにも慣れなくて、芝居でうなずくだけで前のめりになったりした」と苦労を明かしたが「丁寧な指導を受け、それこそ現場のスタッフの方に、孫のようにかわいがってもらいながら、いろんなことを勉強させていただいた」と感謝しきりだった。

 ドラマはNHK総合で22日午後8時から毎週木曜日に放送。


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