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“デル・トロ・ワールド”全開の『ナイトメア・アリー』/ケネス・ブラナーが愛した場所、愛した人たちの物語『ベルファスト』【映画コラム】

ほぼ週刊映画コラム2022年3月24日

『ナイトメア・アリー』(3月25日公開)  訳ありの青年スタン(ブラッドリー・クーパー)は、怪しげなカーニバルの一座に潜り込む。そこで、偽読心術師のジーナ(トニ・コレット)とその夫でアルコール依存症のピート(デビッド・ストラザーン)とチームを組み、偽・・・続きを読む

【映画コラム】映画作りへの愛と映画の力を信じる心を描いた『キネマの神様』と『サマーフィルムにのって』

ほぼ週刊映画コラム2021年8月4日

 映画製作の舞台裏を描いた『キネマの神様』と『サマーフィルムにのって』が8月6日から公開される。『キネマの神様』は、松竹映画100周年記念作品で大ベテランの山田洋次が監督した大作。一方『サマーフィルムにのって』は若手のスタッフと俳優たちが製作し、昨年の東京国・・・続きを読む

【映画コラム】緊急事態宣言の中、公開にこぎつけた『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』『ジェントルメン』

ほぼ週刊映画コラム2021年5月5日

 今回は、緊急事態宣言の中、細々とではあるが、5月7日の公開にこぎつけた映画を2本紹介する。まずは、“もう一つの世界”に迷い込んだ主人公を描いた『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。  高校時代に知り合い結婚したラファエル(フランソワ・・・続きを読む

【映画コラム】今こそ、「生きていることの幸せ」を描いた映画を見よう(part1)『素晴らしき哉、人生!』『カイロの紫のバラ』『デーヴ』

ほぼ週刊映画コラム2020年4月22日

 新型コロナウイルスの感染拡大の中、大変な思いをしている人も多い。だが、こんなときだからこそ「生きていることの幸せ」を描いた映画が心の糧になることもある。2回にわたって、見終わった後、少しだけ幸せな気分になれる映画を紹介しよう。 『素晴らしき哉、人・・・続きを読む

【映画コラム】悪徳総理が普通のおじさんになったら『記憶にございません!』

ほぼ週刊映画コラム2019年9月16日

 三谷幸喜監督・脚本の最新作『記憶にございません!』が公開された。  史上最低の支持率を記録した総理大臣・黒田啓介(中井貴一)。ある日、一般市民の投げた石が頭に当たり記憶喪失に陥る。側近たちは、国政の混乱を避けるために、事実を隠して黒田に公務を続け・・・続きを読む

【映画コラム】“忘れていた大切なものを取り戻すこと”を描いた『プーと大人になった僕』

ほぼ週刊映画コラム2018年9月15日

 イギリスを舞台にした童話を実写映画化した『パディントン』『ピーターラビット』に続いて、今度は公開中の『プーと大人になった僕』で、“くまのプーさん”が登場した。  A・A・ミルンの『プー横丁にたった家』は、寄宿学校に行くことになった主人公の少年クリス・・・続きを読む

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