エンターテインメント・ウェブマガジン
ほぼ週刊映画コラム2022年10月7日
『愛する人に伝える言葉』(10月7日公開) 39歳で末期の膵臓(すいぞう)がんを患った演劇教師のバンジャマン(ブノワ・マジメル)は、確執のある母のクリスタル(カトリーヌ・ドヌーブ)と共に、名医として知られるドクター・エデ(ガブリエラ・サラ)の下を訪れる・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2020年6月12日
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、公開が延期になっていた映画が徐々に公開され始めた。6月5日から公開されたカトリーヌ・ドヌーブ主演の『アンティークの祝祭』のその一本だ。 最近、意識や記憶がおぼろげになってきたクレール(ドヌーブ)。ある日「・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2019年10月22日
俳優を主人公に、“演じること”について描いた映画が相次いで公開された。まずは、是枝裕和監督が撮ったフランス映画『真実』から。 フランスを代表する大女優ファビアンヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)が『真実』というタイトルの自伝を出版することに。そこに、ア・・・続きを読む
インタビュー2019年10月10日
フランスの大女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)が、『真実』というタイトルの自伝本を出版することに。出版祝いを口実に、本の内容を知るため、彼女の“家族”が集まるが…。日本の是枝裕和が監督し、10月11日から公開される本作で、ファビエンヌの娘のリュミールを演・・・続きを読む
TOPICS2019年10月3日
映画『真実』ジャパンプレミアが3日、東京都内で行われ、出演者のカトリーヌ・ドヌーブ、ジュリエット・ビノシュ、日本語吹き替え版で声優を務めた宮本信子、宮崎あおい、是枝裕和監督ほかが登壇した。 全編フランスで撮影された本作は、母(ドヌーブ)と娘(ビノシュ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2016年5月28日
どちらもベルギーのブリュッセルを舞台に、シュールでブラックなコメディーの形を借りて、人間の生と死について描いた二作が相次いで公開された。 まずは、『トト・ザ・ヒーロー』(91)『八日目』(96)などで知られるベルギーの鬼才ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2015年7月25日
喜劇王チャールズ・チャプリンの“遺体誘拐事件”を描いた『チャップリンからの贈りもの』が公開中だ。 チャプリンが亡くなったのは1977年のクリスマスのこと。その時、日本では彼の生涯を描いたドキュメンタリー映画『放浪紳士チャーリー』(76)が上映されており、場・・・続きを読む