「ゾンビの出現によって起きる人間ドラマが面白い」 ゾンビ好き3氏がゾンビの魅力をトーク

2015年5月20日 / 19:03

ゾンビについて熱く語り合った(左から)ジャンクハンター吉田氏、伊東美和氏、高橋ヨシキ氏

 米国の海外ドラマ「Zネーション<ファースト・シーズン>」DVDリリース記念座談会が20日、東京都内で行われ、“ゾンビ映画の第一人者”ことライターの伊東美和氏、アート・ディレクターの高橋ヨシキ氏、映画コラムニストのジャンクハンター吉田氏が出席した。

 大ヒット作「ウォーキング・デッド」に続くゾンビドラマとして注目される本作だが、吉田氏は「スピード感があっていい。面白いものなら何でもあり」とした上で「ビデオゲーム世代が作った連続ゾンビドラマなので、やっぱり若い世代に見てもらいたい」とアピール。

 高橋氏も「ゾンビもので考えうる面白いエピソードがたくさん入っていて、サービス精神がいっぱい。おなかいっぱいになれる」と同作の魅力を語った。

 この日、ゾンビブーム火付け役のゲーム「バイオハザード」から、マイケル・ジャクソンの「スリラー」までさかのぼってゾンビトークに華を咲かせた3氏。その魅力をあらためて聞かれた高橋氏は「本来、生きることは食べることと絶対的にイコール。でも、ゾンビは死んでいるのに食べる。そこが面白い。ゾンビがもりもり食べるのは元気があってよろしい」と独自の見解を披露した。

 吉田氏も「ゾンビはジェイソンとかフレディといった殺人鬼とは違う。さっきまで同じ人間だったのが、変貌して人間を食べるようになったもので、生きるために人間を欲する、サバイバル的な要素が強い」と自説を披露。

 伊東氏も「ゾンビ映画の監督が言っていたように、ゾンビを描きたいのでなく、ゾンビが出てきて、世の中が大変なことになってそこで何が起きるか、その人間ドラマが面白い。それが(ゾンビ作品が)一般的に受け入れられるようになってきた要因かも」と分析した。

 「Zネーション<ファースト・シーズン>」はワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントから、7月8日、DVDリリース&デジタル配信開始。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まるで『鎌倉殿の13人』と同じような黒い話になってきた」「最終回は、蓬莱くん(神木隆之介)が何か仕掛けるのか」

ドラマ2025年12月11日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第10話が、10日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超 … 続きを読む

「スクープのたまご」最終章 “謎のサングラス男”の正体が判明 「黒幕感がすごい」「面白い展開になってきた」

ドラマ2025年12月10日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」優奈の夫“明彦”内藤秀一郎の裏切りが判明 「沙織がヤバ過ぎる」「田中笑太郎くんが出てきてびっくり」

ドラマ2025年12月10日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」最終話 “勝男”竹内涼真と“鮎美”夏帆の結末に反響 「勝男ロス過ぎる」「スペシャルドラマに期待」

ドラマ2025年12月10日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の最終話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回前の怒涛の展開に反響 「すごい展開だった」「最終回で全て回収できるのか」

ドラマ2025年12月10日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

Willfriends

page top