瀧本美織が森田剛に「大きな愛と優しさを感じる」 舞台「ブエノスアイレス午前零時」

2014年11月28日 / 15:17

 行定勲監督(左)と瀧本美織

 舞台「ブエノスアイレス午前零時」の公開フォトコールと囲み取材が27日、都内の新国立劇場で行われ、出演者の森田剛、瀧本美織、演出の行定勲氏が出席した。

 本作は、芥川賞を受賞した藤沢周氏のベストセラー小説の初舞台化。主役のカザマを演じる森田は、初めての一人二役に挑戦する。

 フォトコール後の囲み取材で、演出を務める映画監督の行定氏から「いつもかっこいい。何だろうって思う。心の内面が突き刺さる感じ」と絶賛された森田。「今まで見せていなかったところを出せているのでは」と充実した表情で手応えを語った。

 劇中では、森田と瀧本そして原田美枝子が披露するアルゼンチンタンゴも大きな見どころになる。森田が「そういう男性がリードする踊りなので、そこは意識しました」と語ると、瀧本は「少ない時間で仕上げてきたなという気もします」と笑った。

 本作が初舞台となる瀧本。森田の印象を聞かれ「森田さんは普段も演じているときも優しさがにじみ出ていて、見ているだけで泣けてきちゃうぐらい、大きな愛と優しさを感じています」と語ると、森田は「やりづらいよ」と照れた。

 また、会見終盤は先日V6の初出場が決まった「第65回NHK紅白歌合戦」の話題に。森田は「(デビュー)20周年のいい弾みにもなる。メンバーとはハイタッチをして喜びを分かち合いました」と語った。

 舞台は28日~12月21日、都内、新国立劇場、12月25日~29日、大阪、シアターBRAVA!で上演。


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