岡田将生“最低なクズ野郎”役で新境地　ウエディングドレス姿を披露「もう着たくない」

　（左から）平川雄一朗監督、巨勢竜也、広末涼子、岡田将生、鹿賀丈史、松井愛莉

　映画『想いのこし』の完成披露イベントが１０日、東京都内で行われ、出演者の岡田将生、広末涼子、松井愛莉、巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が出席した。

　本作は、史上最低のダメ男ガジロウ（岡田）が、突然の交通事故でこの世を去った４人の人生最期の思いを届けるため奔走する感動作。

　岡田は「最低なクズ野郎というやったことのない役で、僕的には挑戦した役です。いろいろな人に見てほしいです」とアピールした。

　続けて岡田は「やっているときは本当に楽しかった。広末さんに嫌われようとやっていて、本当に嫌われていないかとたまに心配になるぐらい」と満足げに語った。

　広末も「岡田くんから、毒っ気やチャラくてこすくてワイルドな感じが出てくる想像がつかなかったんですけど、思いの外イラッとして。お芝居がとても上手なんだと思いました」と絶賛し、松井は「実際にいたら苦手かもしれないです」と笑った。

　劇中でウエディングドレス姿を披露している岡田は「あれはもう着たくないです。似合っていると言われてもうれしくないし、似合っていないと言われるのも嫌」と苦い表情を浮かべた。

　広末から「意外と似合っていました。顔がはっきりしているから女装が似合うのかも。違うところに目覚めてしまったのかと思うぐらいでした」と褒められると「女装趣味は全然ないし、目覚めてもいないので大丈夫です」と大慌てで否定した。

　映画は１１月２２日から全国ロードショー。