中条あやみ「私が主演でいいのかと悩んだ」 重圧乗り越え“卒業証書”に涙

2014年9月27日 / 17:07

 (前列左から)山谷花純、小島藤子、美山加恋、安里麻里監督、(後列左から)主題歌を歌ったJAMOSA、浅香航大、中条あやみ、森川葵、美保純、中越典子

 映画『劇場版 零~ゼロ~』の初日舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、出演者の中条あやみ、森川葵、小島藤子、美山加恋、山谷花純、浅香航大、中越典子、美保純、安里麻里監督ほかが登壇した。

 本作は、人気ホラーゲームを実写化したもの。この日は、映画デビュー作で主演の中条に、安里監督から“卒業証書”の授与が行われた。

 安里監督は「過酷な水中撮影では、真っ青になりながらも『大丈夫。水は得意なので』と冗談を言うあやみちゃんの根性に驚いた」としながらも「クランクアップの瞬間にポロポロ泣きだしたのを見て、やっぱり普通の17歳の女の子なんだなと実感し、けなげに頑張ってくれたことに胸を打たれた」と告白した。

 安里監督から「これからも経験を積んですてきな女優さんになってほしい」とエールを送られた中条は、「今日はみんなもいるし、絶対笑顔で終わらせようって思っていたのに、案の定泣かされました」と大粒の涙を流しながら、照れ笑いを浮かべた。

 また中条は「こんなすてきな役者さんたちが関わる中、こんな新人のペーペーの私が主演でいいのかなと思っていたんですが…」と明かし、再び声を詰まらせたが、最後は「みんなに支えてもらってすごくいい思い出ができました。皆さんありがとうございました」と感謝を述べ、晴れやかな笑顔を見せた。


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