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新レーベルへ意気込みを示したチャウ・シンチー監督ら
日活と東宝東和の初タッグによる新レーベル「GOLDEN ASIA」記者会見が22日、東京都内で行われ、チャウ・シンチー監督ほかが出席した。
本レーベルは、“アジア映画最強のレーベル”をコンセプトとしてアジア各国の第一級作品を日本の映画ファンに提供することを目的に設立。それぞれの国で興行収入1位を獲得、映画賞を受賞するなど実績のある作品を対象に選定する。第1弾作品には『少林サッカー』『カンフーハッスル』などを手掛けたチャウ・シンチー監督による最新作『西遊記~はじまりのはじまり~』が決定した。
チャウ監督は「皆さんこんにちは。しばらく日本に来ていなかったけど、皆さんにお会いできてうれしく思います」とあいさつ。GOLDEN ASIAの第1弾作品に選ばれたことについて「皆さんお目が高いと思います。この映画を選ばず他に何を選ぶというのか」と笑いを誘い、「撮り始めたときはドキドキしていましたが、自分の思っていた以上のものが出来たのでうれしかったです」と自信をのぞかせた。
脚本は「1995年に最初の『西遊記』を撮って、その後にどうすればもっといいものが撮れるか考えました。脚本に関してはだいたい10年ぐらいかかっています」と長期構想を明かした。また日本の大人気漫画『ドラゴンボール』について「すごく大きな影響を受けています。最初は人で最後には大きいゴリラのような見た目になるのは全部『ドラゴンボール』からひらめきを受けています」と語った。
チャウ監督自身の出演がなかったのは「自分に合った役柄がなかった。よさそうな役柄があっても出番があまりなくて自分では気に入らなかったし、僕は主人公しかやらない。脇役にはまったく興味がありません」とユーモアたっぷりに語り、「西遊記はひとつのシリーズ物だと思っています。いろいろな物語や要素が含まれているので、僕としてはもう続編も考えています」とさっそく構想を示唆した。
6年ぶりに訪れた日本はまだ堪能できていないといい、「昨日の夜に着いたばかりで外に全然出ていないので、日本のおいしいラーメンを食べたい」と笑顔も。日本のスタッフや俳優と組んでの映画製作への興味を問われると「もちろん興味があります。今までもずっとチャンスがないか考えていました。お亡くなりになっていますが、僕自身が黒澤明監督の大ファンなので」と期待を寄せた。
映画は11月にTOHOシネマズ有楽座他全国ロードショー。
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