ＮＨＫプレミアムドラマ「喰う寝るふたり 住むふたり」の試写会および会見が２５日、東京都内で行われ、出演者の小西真奈美、金子ノブアキほかが出席した。
ドラマは、漫画家・日暮キノコさんの同名漫画をドラマ化。同居８年目のアラサーカップルのささいなすれ違いや悩み、喜び、悲しみ、感動などの日常を“男女双方の視点”から描くラブコメディー。
小西は「撮影の後半戦は“心の声”をいかに表情で出していくかという表情対決になっていって。お互いの顔の筋肉が疲れるほどの新しいチャレンジでした」と振り返った。
役柄を通しての同居生活の疑似体験については「勉強になったし、同居も楽しそうだなというふわっとした気持ちになりました。女性にも共感してもらえるところがたくさんあると思います」と語った。
一方、撮影後にあらためて心の声の部分を収録したという金子は「６時間ぐらいいすに座ったままで、すごい（せりふの）量でした」と語った。「全てを２回ずつ撮ったので、表情やお芝居を変えた。“顔芸”じゃないですけどいろいろな表情を引き出されたし、特に多かった２人のシーンではいい空気感の中、小西さんの尻に敷かれていい感じでやれました」と笑わせた。
３月にハワイで挙式した金子は、挙式後すぐに本作の撮影に入った。「結婚に至るまでに何年か同居していたこともあって、入りやすかったです。『あるある！』ということも多かった」と語り、照れ笑いを浮かべた。
さらに劇中の２人の起床時間の違いを挙げて「それぞれの時間で動いている感じがまるで家にいるかのようで、こんなに緊張感がなくていいのだろうかと思いました」と明かした。