本仮屋ユイカ、アンパンマンの声優に大喜び 「私の心のヒーローの世界に入れてうれしい」

2013年7月6日 / 18:36

 舞台あいさつに登場した本仮屋ユイカ(左)とやなせたかし氏

 映画『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』の初日舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、ゲスト声優を務めた本仮屋ユイカと原作者のやなせたかし氏が登場した。

 本作は、アンパンマンの映画シリーズ第25弾。やなせ氏は即興で作った自己紹介ソングであいさつし、会場を盛り上げると「あと2、3週間しか生きられないと言われてて、もうすぐ死ぬのでやけくそです」と語って、驚かせた。

 「94歳になり、もう目も見えなくなってきてて、耳も聞こえにくくてね。もうすぐ死ぬし、俺が死ぬば(映画の)宣伝にもなるのでいいんですよ。俺らの商売はそういうものなんです」とやなせ節をさく裂させた。

 一方、象のパオの声を担当した本仮屋は「小さなときから大好きで、私の心の中のヒーローだったアンパンマンの世界に(声優として)入れて、うれしくて光栄です」と笑顔を浮かべた。

 演じる上で苦労したことを問われると「私は女の子で演じるパオは男の子だったのでどんな声で演じればいいのと悩んで苦労しました」と話し、最後に「素直で小さな象の男の子パオを劇場に見に来てください」と映画をPRしてイベントを締めくくった。


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