ジブリ新作ヒロインに瀧本美織 宮崎監督も絶賛

2013年6月6日 / 17:37

 瀧本美織(左)と並んで「親子というよりも孫かな」と鈴木敏夫プロデューサー

 アニメーション映画『風立ちぬ』の中間報告会見が6日、東京都内で行われ、ヒロインの声優に選ばれた瀧本美織とスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが登壇した。

 本作は宮崎駿監督の5年ぶりの新作。ゼロ戦の誕生を縦糸に、青年技師・二郎と薄幸の少女・菜穂子との出会いと別れを横糸にして、1930年代の青春を描く。

 瀧本が「何で私が菜穂子役に決まったのか分からない」と語ると、鈴木プロデューサーは「実は高畑勲監督が瀧本さんを推薦して、宮崎監督がオーディションをした」と真相を明かした。

 また鈴木プロデューサーが「瀧本さんはオーディションと本番とでは声質が変わった。宮崎監督と『さすがに鳥取の砂丘で育った子は違うね』と話していた」と語ると、瀧本は「確かに鳥取出身ですけど、砂丘で育ったわけでは…」と照れていた。

 最後に瀧本は「自然体のままを収録してもらったような感じ。やりやすかった。宮崎監督が『菜穂子の声、良かったね』と話しているのを聞いて『やった!』と思った」と喜びを口にした。

 映画は7月20日から全国ロードショー。

 


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