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「第86回アカデミー賞授賞式」が3日(現地時間2日)、米ロサンゼルスで開催され、『それでも夜は明ける』が作品賞と助演女優賞を受賞したほか、『ゼロ・グラビティ』が最多7部門を獲得。長編アニメーション賞候補の『風立ちぬ』(宮崎駿監督)と短編アニメーション賞候補の『九十九』(森田修平監督)は受賞を逸した。
19世紀のアメリカ南部の綿花農園で12年間も奴隷生活を強いられた黒人男性の実話を映画化した『それでも夜は明ける』で作品賞を受賞したスティーブ・マックイーン監督は「まだ奴隷生活を強いられている人々がたくさんいる。その方々にこの賞を捧げたい」と語り、同作で助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴ は「どこの出身でも夢はかなうのです」とスピーチした。
未承認エイズ治療薬の密売組織を立ち上げ、エイズ患者の希望の星となった男の実話を映画化した『ダラス・バイヤーズクラブ』で主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒーは「自分のヒーローは10年後の自分。いつも追いかける相手は自分自身。追い付くことはできないけどそれで全てがうまくいく」とスピーチ。
同作で主人公の相棒となるトランスジェンダーを演じて助演男優賞を受賞したジャレッド・レトーは、シングルマザーだった母親に「夢を見ることを教えてくれてありがとう」と感謝し「エイズで亡くなった人々に捧げたい」と語った。
また『ブルージャスミン』で主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットは「女性を中心とした映画はニッチだと思われているけど見たいと思う人はいっぱいいるわ。稼ぎ頭にもなれる。地球は丸いのよ」と語った。
そのほか監督賞はアルフォンソ・キュアロン(『ゼロ・グラビティ』)、脚本賞は スパイク・ジョーンズ(『her/世界でひとつの彼女』)、脚色賞は ジョン・リドリー(『それでも夜は明ける』)が受賞した。
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