木村佳乃、娘とのエピソードを明かす 「娘に初めて寂しいって言われて…」

2014年2月28日 / 06:26

 「球形の荒野」制作発表会見に登場した木村佳乃(左)と寺尾聰

 BS日テレオリジナルドラマ 松本清張「球形の荒野」制作発表会見が27日、東京都内で行われ、出演者の木村佳乃と寺尾聰が登場した。

 本作は、第2次世界大戦時、日本を救う大義のために国籍や家族を捨てた野上(寺尾)が、娘への情を捨てきれず、祖国に戻って来たことをきっかけとして起こる事件を描いた作品。

 野上の娘・久美子を演じた木村は「今回、私は父親を真摯(しんし)に捜し、戦争に触れ、女手一つで久美子を育ててくれた母親の心に触れたりという役。サスペンスなんですけれども、家族の深い気持ちのつながりを描いている作品だと思います。見ていただけたらうれしいです」と話した。

 「プライベートではどんな親子関係を築いてきた?」と質問された寺尾は「よく孫は自分の子どもよりもかわいいだろうって言われるんですけれど、正直いまだに娘がかわいい。一番世の中でほれているのが娘なのかもしれません。娘に言われると何でも『はい』って言っちゃいます」と意外な一面を披露した。

 一方、木村は「今回撮影が京都であったので、二人の娘に『ママはどうしてもやりたいお仕事があってしばらく会えなくなる…」と説明したら、上の子が初めて『寂しい』って言って。びっくりしたんですけれども『でも大丈夫よ』って言ってくれたんです」と明かした。

 続けて「娘に寂しい思いをさせてまでやる仕事はやって良かったって思えるようにって、しっかり仕事をしているつもりでいます。2歳の子どもに背中を押してもらえるとは思わなかったので、あらためて家族っていいものだなと思いました」と語った。

 ドラマは3月9日、午後9時から10時54分まで放送。

 


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