人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」がついにファイナル! オーディション番組の魅力に迫る

2023年11月30日 / 15:39

(C)PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS

 モーニング娘。やAKB48といった日本のアイドルだけでなく、BTSやBLACKPINKのような韓国発のアイドルも世界的な人気を博し、今はまさに「アイドル戦国時代」。そんなアイドル市場において、現在、グループがデビューするまで切磋琢磨(せっさたくま)し成長していく姿を配信するサバイバルオーディション番組(以下、「オーディション番組」)がカテゴリーとして確立されている。かつて人気を博したIZ*ONEや今や大人気グループのNiziU、JO1、INIもこうしたオーディション番組から生まれたグループだ。そこで、今回はそんなアイドル市場の一翼を担う、オーディション番組を紹介する。

 日本において「アイドルを推す」こと自体は決して珍しいことではない。これまでもおニャン子クラブから始まり、モーニング娘。やAKB48など、一世を風靡(ふうび)したアイドルは数多く存在する。しかし、オーディション番組から誕生するアイドルは、これまでのアイドルとはまた違った魅力を放つ。その違いはどこにあるのだろうか?

 まず、番組を通して応援したり、投票するという体験が、「自分がデビューさせたアイドル」という意識を持たせ、特別感を生んでいる。それはオーディション番組の醍醐味でもあり、この「特別感」がファンを熱狂させる重要なポイントの一つだ。

 加えて、オーディション番組では、アイドルになるための努力や苦労、葛藤など普段は見られないアイドルの裏側やドラマを見ることができる。時には、練習生同士がぶつかり合う姿が放送されることも。これまでアイドルは辛さや苦しみを外に見せず、常にポジティブな面だけを見せることでファンを元気づける存在であるというのが通例だったが、同じ人間として、アイドルを本気で目指す姿にファンの心は揺さぶられ、熱狂するのだ。

 そして、番組を彩る個性豊かな審査員による厳しくも温かい名言もファンの心を動かす。NiziUが誕生した人気オーディション番組「Nizi Project」では、練習生もさることながら、審査員のパク・ジニョン氏の発言が度々話題になり、大いに盛り上がった。さまざまな経験をしてきた審査員から生まれる名言・名シーンは、芸能人でなくてもうなずける部分が多く、視聴者の心に響くのだ。

 そうしたオーディション番組の中で、圧倒的な人気を誇るのが、JO1やINIを生み出した「PRODUCE 101」だ。全国各地から集まった101人の練習生たちが、世界に羽ばたくグループとして生まれ変わるためのトレーニングやテストを経て成長していく姿を見せる番組だ。激しい競争の中、困難に挑み、挫折を乗り越えながら、国民プロデューサーによる投票で勝ち残ったメンバーだけがデビューの夢をつかむことができる。

 この番組が高い支持を集めるのは、やはり“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票で勝ち残る者が決定するというシステムが取り入れられていることも理由の一つ。番組を通してデビューしたグループは、配信当時のみならず、現在もグローバルな活躍を続けている。

 そして、現在、シーズン1「JO1」とシーズン2「INI」に続く第3弾として「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」が配信中だ。通称「日プ女子」「日プガールズ」と呼ばれるこの番組は、PRODUCE 101史上初のガールズグループオーディションを実施。オーディションの総応募者数は約1万4千人と番組史上過去最多となっている。

 X(旧ツイッター)では8月下旬の情報解禁から約1カ月で16万件もの投稿があり、配信前から大盛り上がりを見せていた同番組。10月5日に#1を配信すると、5日間で「日プ」投稿が6万件を突破。配信を重ねるごとに投稿数も増加するなど、大きな話題を呼んでいる。

 11月23日には、第2回順位発表式が行われ、次ステージに進出する35位までの練習生がついに発表された。そして現在、12月16日の「ファイナル(最終回)」に向けて激しい競争が続いている。「ファイナル」の様子は、12月16日14時からTBS系列にて生放送されるため、ぜひその様子をリアルタイムで楽しんでもらいたい。

 また、これまでの同番組はドコモの新しい映像配信サービス「Lemino」で独占配信中だ。無料コンテンツ(広告付き)のほか、月額990円(税込み)の「Leminoプレミアム」ではさらに充実のラインアップを楽しめる。「Lemino プレミアム」を初めて契約した場合、初回初月無料で利用できる。さらに、「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」101人のプロフィール動画、練習生たちによる「パクパク早食い対決」も無料配信中なので、併せて見るとより番組を楽しめることだろう。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」“黒木”柿澤勇人のホラー的演出の登場に戦慄 「注いだワインの量が異常で怖かった」

ドラマ2025年11月5日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「大泉さんの“ちょっとだけ福山雅治”に大爆笑」「人間は自分自身を救うことが一番難しいのかもしれない」

ドラマ2025年11月5日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第3話が、4日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top