新海誠監督「もしかしたら今、日本で一番面白い映画かもしれません」 松村北斗「自分を見ているような気持ちにもなる不思議な映画」

2022年10月26日 / 08:05

 映画『すずめの戸締まり』完成報告会見が25日、東京都内で行われ、声優を務めた原菜乃華、松村北斗(SixTONES)、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、音楽の野田洋次郎(RADWIMPS)と陣内一真、新海誠監督が登壇した。

 本作は、『君の名は。』(16)、『天気の子』(19)に続く、新海監督の3年ぶりの最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く。

 すずめの声は、1700人を超えるオーディションで選出された原が担当。扉を閉める旅を続ける“閉じ師”の青年・草太を松村が演じた。

 昨日、完成作を見たという原は「まだ余韻に浸ったままここに立たせていただいています」と緊張気味にあいさつ。

 アフレコ収録については、「右も左も分からない状態でしたが、新海監督に1から10まで教えていただいた。パートが終わるごとに『菜乃華さん、すてきでした。ありがとう』と言ってくださって。大好きな監督からそういう言葉を頂けて、夢のような幸せな時間でした」と振り返った。

 同じく、昨日試写を見たという松村も「いまだに熱が抜けない。でもそれが心地いいです」とコメント。

 続けて、「僕は本編を見ている間に何度も笑って、何度も涙が出ました。数え切れないほど、そんなポイントがあったけど、毎回笑った理由も、涙の種類も違う。自分の感性にこんなに幅があったんだなって…。作品を見ているのだけど、自分を見ているような気持ちにもなる、そんな不思議な映画です」と感想を語った。

 また、記者から「今回の仕事は自分の中でどんな存在?」と尋ねられた原は「間違いなくすごく特別な作品です。13歳のときに初めて『君の名は。』を見て、新海監督を知りました。『新海監督の作品をリアルタイムで見られる世代に生まれてよかった』と友達と話していた、その6年後、まさか自分が携われることになるなんて、夢にも思っていなくて…」と感慨深げに語った。

 新海監督も「もしかしたら今、日本で一番面白い映画かもしれません。楽しんでいただけたらなと思います」と、作品の仕上がりに自信をのぞかせた。


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