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神木隆之介が主人公を演じる、2023年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」の新キャストとして、志尊淳、笠松将、寺脇康文、島崎和歌子、松坂慶子、広末涼子、中村里帆、佐久間由衣が出演することが、26日に発表された。広末、笠松、中村は朝ドラ初出演となる。
本作は「日本の植物学の父」といわれる、植物学者・牧野富太郎をモデルとした槙野万太郎の物語。ヒロインは浜辺美波が演じる。
今回、新キャストとして発表されたのは、神木演じる主人公・万太郎のふるさとの家族など、彼の人生に大きな影響を与える「高知編」の出演者。
志尊は、万太郎の生家である酒蔵「峰屋」の番頭の息子・竹雄役。年が近いことから万太郎のお目付け役を命ぜられ、万太郎に振り回されながらも、一番の理解者として支え続ける役どころ。
「半分、青い。」(18)以来、2度目の朝ドラ出演となる志尊は「今回の舞台は高知県ということで、方言のみならず、さまざまなことが初めてですが、新たにいろいろなことに触れ、知ることができることを心待ちにしています」と語った。
また、「主演の神木隆之介くんとは公私ともに仲よくさせてもらっていて、また一緒に作品を作りたいねとずっと話していたので、念願がかなってとてもうれしいです。尊敬する大好きな友人の力になりたい。その思いを胸に、切磋琢磨(せっさたくま)して作品作りをしていきたいと思っています」と意気込みを語った。
病弱ながらも、やっと授かった万太郎のことを誰よりも慈しむ母・槙野ヒサを演じる広末は「万太郎にとって何より大切なものを支え、励まし続ける“母の面影”はとても大事な役どころ。丁寧に演じ切りたいです」と語った。
さらに、「神木くんと初めて共演したのは、彼がまだ小学生の頃でした。あの頃のピュアなまなざしを失っていない彼だからこそ演じられる、槙野万太郎像を見られることが本当に楽しみで期待しています」とコメントを寄せた。
そのほか、笠松は、幼い頃から「峰屋」に出入りする蔵人・幸吉、中村は「峰屋」に奉公する働き者の女中・たま、島崎は、自由民権運動を支援する女性、通称「民権ばあさん」の楠野喜江を演じる。
また、学問所「名教館」の学頭・池田蘭光役を寺脇、万太郎の姉・槙野綾役を佐久間、万太郎の祖母・槙野ヒサを松坂が演じる。