オースティン・バトラー「エルヴィスの物語を分かち合えることを幸せに思う」 バズ・ラーマン監督と共に来日

2022年6月29日 / 06:39

オースティン・バトラー(左)とバズ・ラーマン監督 (C)エンタメOVO

 映画『エルヴィス』来日記念イベントが28日、東京都内で行われ、主演のオースティン・バトラーとバズ・ラーマン監督が登壇。ゲストとして玉城ティナほかが登場した。

 本作は、若くして謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリーの生涯を描いた伝記映画。

 ラーマン監督は「日本人にとても愛されたエルヴィス。彼の夢は日本に来てパフォーマンスをすることだった。しかし、いろいろな罠にかかりそれはかなわなかった。どうしてそんなことに…? その謎は映画を見れば明らかになります」とアピールした。

 初来日となったエルヴィス役のバトラーは、温かい歓迎に「アリガトウ」と笑顔で感謝。「エルヴィスの来日の夢がかなわなかったことは、彼の悲劇の一つでもありますが、こういう形で僕が彼の夢をかなえられたこと、そして、彼の素晴らしい物語を、今いる皆さんと分かち合えることをとても幸せに思います」と語った。

 日本がプロモーションの最終地となったことを「誇りに思う」といい、「今夜カラオケに行くのが楽しみです」と笑わせた。

 そんな2人に玉城がインタビューを実施した。「エルヴィスの一番の魅力」を尋ねられたバトラーは「僕が一番魅力を感じるのは“人間エルヴィス”。彼は貧しい家庭の出身で、生まれたときは双子だったけど、兄弟を失って、生涯(心に)穴が空いていた。そして仲のよかった母も若くして亡くなり…。そんな彼の魂を見つけることが、(演じる上では)とても大事でした」と役作りを振り返った。

 その過程でエルヴィスについて多くを学んだというバトラー。「ステージ上で、彼をエルヴィスたらしめるものは何なのか、彼を駆り立てたものは何なのか。彼は笑い声がとてもすてきなんです。ユーモアセンスも素晴らしく、とてもスピリチュアルで、物事を深く考える人。知れば知るほど彼を大好きになっていきました」と熱い思いを口にした。

 映画は7月1日から公開。

 


関連ニュースRELATED NEWS

芸能ニュースNEWS

「ぼくほし」“斎藤”南琴奈、第10話で巻き込まれるある事件 「斎藤さんと先生たちの絆や信頼関係に注目して」

ドラマ2025年9月15日

 磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)に斎藤瑞穂役で出演中の南琴奈が第10話放送を前に取材に応じた。  南が演じる斎藤は、生徒会副会長を務める天文部の生徒。第1話では、新しく導入された制服の … 続きを読む

柚香光、宝塚退団後、初のグランドミュージカルに意気込み 「敬意を持って誠実に向かっていきたい」

舞台・ミュージカル2025年9月12日

 ミュージカル「十二国記 −月の影 影の海−」製作発表会見が11日、東京都内で行われ、柚香光、加藤梨里香、太田基裕、牧島輝、相葉裕樹、演出の山田和也が登壇した。  本作は小野不由美による大河ファンタジー小説を初めて舞台化。われわれが住む世界 … 続きを読む

「カウントダウン ミュージカルコンサート 2025-2026」 出演者全員登場の撮りおろしキービジュアルを公開

舞台・ミュージカル2025年9月12日

 次世代を担うミュージカルスターと共に、新しい年を迎えよう!  年の瀬の12月31日(水)に、東京・丸の内の東京国際フォーラム ホールAで、「カウントダウン ミュージカ ルコンサート 2025-2026」を開催する。開演は22時。  202 … 続きを読む

「愛の、がっこう。」“誠治”酒向芳が“カヲル”ラウールを罵倒 「あまりの感動に泣いてしまった」「これこそが父の愛」

ドラマ2025年9月12日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第10話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  親元から離れて一人暮らしを始めた愛実(木村)と、働いていたホストクラブ「THE JOKER」が閉店することにな … 続きを読む

「しあわせな結婚」「『幸太郎さんが粘り強くて本当によかった』。ネルラのこの一言で納得できる終わり方になった」「幸太郎さんのプロポーズの言葉と『君は股関節の女だろ』の一言がとてもよかった」

ドラマ2025年9月12日

 「しあわせな結婚」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、11日に放送された。  本作は、妻が抱える“大きな秘密”を知った時、夫は彼女を愛し続けることができるのか? 脚本・大石静、主演・阿部サダヲと松たか子による、夫婦の愛を問うマリッジ・サ … 続きを読む

Willfriends

page top