宮川花子「 大助くんは絶対になくてはならない人」 闘病で「遠くの夢は見られなくなった」

2022年2月3日 / 15:57

宮川花子(左)と宮川大介 (C)吉本興業

 宮川花子闘病記『あわてず、あせらず、あきらめず』の発売記念囲み取材会が3日、オンラインで開催され、夫婦漫才コンビの宮川大助・花子が出席した。

 花子は、2019年12月に血液のがんの一種である症候性多発性骨髄腫であることを公表。夫の大助のサポートのもと、病と闘った記録が1冊の本となった。

 出版が実現し、花子は「とてもうれしい。決して遺作ではありません。これからの希望を載せた本です」と笑顔で語った。

 19年当時、自身の病気は「治るものやと思っていた」と花子。その後「だんだんこの病気は治らないというのを知った。でも人というのは200年、300年と生きられるわけやない。自分はこれからも闘っていきたい」と言葉に力を込めた。

 花子から「うちの介護男子です」と紹介された大助は「もういっぺん、この本を読み直したんです…」と語り始めたが、途中から目に涙を浮かべた。

 花子に「あんたが泣いたらアカン言うてたんやん」と突っ込まれると、タジタジになりながらも、「難病と闘っている方がたくさんいる。そういう人たちのちょっとした支えやヒントになれば」と本書をアピールした。

 明日も抗がん剤治療を受けるという花子。現在の体調については、「めちゃくちゃしんどい。朝起きてからも何回『痛い痛い』いわなアカンかな、という感じ」と説明。

 体調は日々変化するそうで、「遠くの夢は見られなくなった。とりあえずちょっと先の夢を考えるようになった。来週は何してるかなとか、1カ月はどうかな…とか。だからNGK(なんばグランド花月)の漫才という大きな夢は遠くに置いています」と率直な思いも語った。

 大助については、「夫婦でよかった。1人で病気で寝てたら大変だけど、常に大助くんが介護してくれて、2人でしゃべっている。絶対になくてはならない人」と感謝。

 続けて、「ノロケているわけやないんですよ。ほんまに福山雅治やったらよかったけどな」と語って笑わせた。


芸能ニュースNEWS

「海に眠るダイヤモンド」「海に眠るな進兄。起きて家へ帰って」「いづみさんが鉄平の思いや消息を知る展開があると信じている」

ドラマ2024年12月9日

 日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)の第7話が、8日に放送された。  本作は、未来への希望と活力に満ちた高度経済成長期の長崎県・端島と、どこか閉塞感が漂う現代の東京。70年の時を超え、2つの異なる場所をつなぐ若者たちと家族の物語。 … 続きを読む

「バントマン」「元祖バントマンは佐野史郎さんだった」「人は誰かの犠牲精神によって生かされているんだ」

ドラマ2024年12月8日

 鈴木伸之が主演するドラマ「バントマン」(東海テレビ・フジテレビ系)の第9話が、7日に放送された。  本作は、中日ドラゴンズの全面協力で実現したスポーツ・エンターテインメントドラマ。元プロ野球選手の主人公・ヒーローこと柳澤大翔(鈴木)が戦力 … 続きを読む

「ザ・トラベルナース」“歩”岡田将生、卓球少女から愛の告白 「子ども相手に失礼な演技がうますぎる」

ドラマ2024年12月6日

 岡田将生と中井貴一が主演するドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)の第7話が、5日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は2022年に放送された「ザ・トラベルナース」の続編で、トラベルナース・那須田歩(岡田)とスーパーナース … 続きを読む

「わたしの宝物」“莉紗”さとうほなみの言動にツッコミ殺到 「自分がしたことを棚に上げ過ぎ」「まず謝りなよ」

ドラマ2024年12月6日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)の第8話が、5日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  神崎美羽(松本)に離婚を切り出した夫の宏樹(田中圭)。冬月稜(深澤辰哉)に仕事を辞めると切り出した水木莉紗(さとうほなみ)。 … 続きを読む

草なぎ剛、シェークスピア初挑戦「一生懸命毎日稽古に励みました」 「喜劇と悲劇の冥利に酔いしれていただきたい」

舞台・ミュージカル2024年12月6日

 舞台「ヴェニスの商人」公開舞台稽古が5日、東京・日本青年館ホールで行われ、草なぎ剛、野村周平、佐久間由衣らが熱演を披露した。  本作は、時代を超えて愛され続ける数々の名作を世に残しているウィリアム・シェークスピアによる最高傑作の一つ。深い … 続きを読む

Willfriends

page top