田中裕子、15年ぶりの主演映画が公開に 「ちょっとでもはじけてもらえたら幸せ」

2020年11月9日 / 08:37

15年ぶりに映画で主演した田中裕子

 映画『おらおらでひとりでいぐも』初日舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、出演者の田中裕子、蒼井優、濱田岳、青木崇高と沖田修一監督が登壇した。

 本作は、夫に先立たれた桃子さんが、孤独な日々を送る中で、新たな世界を見つけていく様子を描いたヒューマンドラマ。現在の75歳の桃子さんを田中が演じ、昭和の桃子さんを蒼井が演じた。

 本作が、約15年ぶりの主演映画となった田中は「まだまだ世の中が大変な中、映画館に足を運んでくださってありがとうございます。この映画は、想像を超えてポップです。見終えた後、ちょっとでもはじけてもらえたら幸せです」とあいさつした。

 蒼井は「撮影をしながら、自分の家族、自分の過去や、これからのことを考えました。こんなにも自分の人生と合わせながら撮影したのは初めてです」とコメントした。

 さらに、「田中裕子さんと一緒にお仕事させていただけるなんて夢みたいでした。私は裕子さん演じる現在の桃子さんの脳内の声もやっていたので、自分が映らなくても現場に行って、ずっと影からアテレコをする感じでした。たまにせりふを入れるのを忘れるぐらい、現場でのお芝居がとてもとても楽しくて、いまだに、いい仕事だったな…と思います」と笑顔で振り返った。

 また、映画の内容にちなみ「日々のささやかな楽しみ」を尋ねられたキャストたち。田中は「朝起きると日めくりカレンダーをめくるのですが、今日は大安でしたよね。時々、『一粒万倍日』と書いてある日もあって、それは、自分で勝手に、ちょっといいことをしたら万倍になって返ってくるのかなと思っていて、そういう日は『よしっ』となります」と語った。

蒼井優(左)と田中裕子


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