Yaeが母・加藤登紀子プロデュースでアルバムを発売 「音楽のルーツは母のアナログレコード」

2020年9月30日 / 13:57

加藤登紀子(左)とYae

 シンガー・ソングライターのYae(ヤエ)が29日、東京都内で、10月7日に発売するデビュー20周年アルバム『On the Border』の発売記念ミニライブを行った。ライブには、今回のアルバムが初のプロデュース作品となる、Yaeの母で歌手の加藤登紀子も登場した。

 今回のアルバムは、世界の民族音楽に、加藤が訳詞を付けてYaeが歌ったものが中心。全13曲のうち、Yaeと加藤がそれぞれ作詞・作曲したオリジナル曲が3曲含まれている。11月10日には、都内の渋谷伝承ホールでアルバム完成披露の単独コンサートを開催する。

 Yaeは2001年にデビューし、03年にゲーム『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』の主題歌「カゼノネ」およびナレーションを担当。今年の8月にはリマスター版も発売された。18年5月まで流れた小田急ロマンスカーのCMソング「ロマンスをもう一度」も注目された。

 Yaeは、自身の音楽のルーツについて「母は欠かせない存在。小学校のとき、母がアナログのレコードを毎朝、かけていた。半分はビートルズ、半分は世界の民族音楽だった。朝に聞いたアラビアの曲が、学校に行っても頭に流れていた。それが積もっていった。つまり、洗脳?」と笑いながら明かした。

 これに対して加藤は「昔、保育園の帰り道にYaeがやりたいって言うから、2人で大雨の千駄ヶ谷をはだしで歩いたの。とっても気持ちがよかった。この人、言い出したら聞かないの。いまだに、はだしでしょ」と語り、決して“洗脳”ではなく、Yae自身が好きなように生きてきたことを強調した。

 この発言をきっかけに、会場内はYaeのはだしの足元に一気に注目が集まり、Yaeは「もっとお手入れしてくればよかった…」と照れていた。

Yaeデビュー20周年アルバム『On the Border』


関連ニュースRELATED NEWS

芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top