ダチョウ倶楽部、志村けんさんを“笑い”で追悼 肥後克広「志村さんとコントをした20年は僕の宝物」

2020年4月24日 / 08:01

 お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の肥後克広、上島竜兵、寺門ジモンが、23日放送の「ダウンタウンDX 志村けんさんありがとう!思い出の爆笑名場面シーンSP」(日本テレビ系)にVTRで出演。新型コロナウイルスによる肺炎で、3月29日に死去した志村けんさんとの思い出を語った。

 3人は、昨年志村さんが舞台「志村魂」の稽古中に全員に配った、笑顔で腕を組む志村さんの写真がプリントされたTシャツを着て登場した。

 寺門は「志村さんがいるみたいで、気持ちがグワーッとなります」と話し、「『志村魂』の舞台の最後に“変なおじさん”が出てくるんですけど、どの舞台も、よく見ると師匠は鳥肌が立っているんです。何回やってもお客さんの『ワーッ』ていう声に感動している師匠が本当にすてきでした」と振り返った。

 上島は、志村さんとビートたけしがタッグを組んだ番組「神出鬼没!タケシムケン」に出演した際の思い出を懐かしんだ。

 肥後は、志村さんに唯一怒られたエピソードとして「何年か前、志村さんの家に泥棒が入ったときに電話をしなかったら、志村さんが怒っていて、『いろんな人から電話があったのに、何で電話しないんだよ。一番電話がほしいんだよ、おまえらから』って。意外にかまってちゃんだったんです」と明かした。

 最後は「志村さんとコントをした20何年は僕の宝物です。またいつの日か、志村さんお会いしましょう」と天国の志村さんに呼び掛け、3人で志村さんのギャグ「アイーン」を披露して“笑い”で追悼した。


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