「映像の魔術師」大林宣彦監督が死去 82歳。最新作の公開予定日に逝く

2020年4月11日 / 08:24

大林宣彦監督

 映画監督の大林宣彦さんが10日午後7時23分、肺がんのため死去した。82歳。広島県出身。

 大林さんは、CMディレクターから映画界に入り、故郷の広島県尾道市を舞台にした『転校生』(82)『時をかける少女』(83)『さびしんぼう』(85)の“尾道三部作”などで知られる。ファンタジー作品に定評があり「映像の魔術師」の異名を取った。

 近年は“大林的戦争三部作”となる『この空の花-長岡花火物語』(11)『野のなななのか』(14)『花筐/HANAGATAMI』(17)を発表。

 2016年8月にステージ4の肺がんで余命3カ月の宣告を受けてからも創作意欲を失わず、昨年11月の第32回東京国際映画祭で「あと30年、映画を作りたい」と語っていた。

 最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』は、4月10日に公開を予定していたが、新型コロナウィルスの影響により映画館が休館し、公開延期となっていた。


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