野田洋次郎「賛否を巻き起こすであろう作品」 新海誠監督『天気の子』製作報告会見で

2019年7月3日 / 12:08

(左から)武田祐介、桑原彰、野田洋次郎、新海誠監督、醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、川村元気プロデューサー

 映画『天気の子』製作報告会見が2日、東京都内で行われ、新海誠監督、醍醐虎汰朗、森七菜、RADWIMPSの野田洋次郎ほかが登場した。

 16年に公開された新海監督『君の名は。』の大ヒットから3年。期待の高まる本作は、天候の調和が狂っていく時代に生きる少年と少女の、恋と選択の物語。

 新海監督は、主人公に起用した醍醐と森について「すごくいい声で、応援したくなる少年少女。『私を見て』と手を挙げているような声だった。この二人はこの作品のためにいてくれたんだと確信している」と語った。

 アフレコの際には、新海監督が声を当てたビデオコンテを参考にしたという声優陣。醍醐は、「見て何度も泣いたし、プレッシャーだった。(監督の演技が)すごくお上手なので…」としみじみ。森は、「新海さんがお手本を見せてくれるので、言葉にできないことも伝えていただいている。それを受け継いで、私の個性も出ているとうれしいです」とほほえんだ。

 主題歌を含む全ての音楽は、前作に引き続きRADWIMPSが担当する。新海監督は、「前回は僕が最後までちまちま言ってたけど、今回はRADWIMPSさんが、もういいよとなってもまだ送ってくれる。『僕にできることはまだあるかい?』と言ってくれるような感じ」と、その仕事ぶりを主題歌になぞらえて称えた。

 野田も、「音楽監督が普通言わないようなことも言っている。僕が出せるものを全て渡そうと思った」と話し、物語については「攻めていて新海節が炸裂している。賛否を巻き起こすんだろうな」とコメント。

 新海監督も、「絶対に、面白く損はさせないものを作ろうと思っています。王道とは少し違う物語。大きく『あなたはどう思いますか?』と投げかける映画になっています」と語った。

 映画は19日から、全国東宝系で公開。

醍醐虎汰朗(左)と森七菜


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」

ドラマ2025年12月16日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たち … 続きを読む

Willfriends

page top