のん、原作者から「今までにない大人の声」 『この世界の片隅に』、12月公開追加シーンもアピール

2018年8月15日 / 23:31

(左から)のん、片渕須直監督

 映画『この世界の片隅に』再上映イベントが15日、東京都内で行われ、声優を務めたのんと片渕須直監督が出席した。

 こうの史代のコミックを実写映画化した本作。戦時中の広島県呉市を舞台に、嫁いできた18歳のすずがたくましく生きる姿を描く。

 公開初日から642日間、1日も途切れることなく上映が続いており、のんは「作品に参加して、こんなに長く作品と付き合っているのが初めてなので、とても貴重な体験です。こんなにみなさんに愛されている作品は、世界中どこを見てもこの作品だけなんじゃないかと自分でも思ってしまうくらい、うれしいです」と観客へ感謝の気持ちを伝えた。

 12月には、本作に新たに30分の追加シーンを加えた『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の公開も控えている。のんは、特報のナレーションで久々にすずの声を吹き込んだことについて、「期間が開いていたのでまたできるか不安な気持ちもありましたけど、監督と録音スタジオで会って、ブースに入って何度かやっているうちに手応えを感じました」と報告した。

 片渕監督が、原作・こうの氏の「今までにない大人の声のすずさん、すごく良かったです」という声を伝えると、のんは「うれしい。そう言っていただけるとありがたいです。誉め言葉ですもんね?」と感激していた。

 追加シーンのアフレコはこれから行われる予定。のんは「これから付け足していくシーンは、こうの先生がおっしゃるようにちょっと大人っぽいすずさんだったりするので、その解釈をもっと掘り下げて、監督と密にやっていけたらと思います」とアピールした。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top