菅田将暉「校閲ボーイじゃなく高熱ボーイでした」 山田裕貴から「人を超えたね」と言われた

2017年10月21日 / 13:50

 映画『あゝ、荒野』後篇の初日舞台あいさつが21日、東京都内で行われ、主演の菅田将暉、岸善幸監督、主題歌「今夜」を手掛けたBRAHMANのTOSHI-LOWが登壇した。

 寺山修司の唯一の長編小説を2部作で映画化した本作。プロボクサーとしてのし上がっていく役どころの菅田は、体重を増量してから絞って筋肉を付ける肉体改造をして撮影に臨んだ。

 しかも、試合のシーンは5日間続けて2試合を行う過酷なものだったそうで、菅田は「その時の僕を見た(対戦相手役の)山田裕貴が『人を超えたね』と言っていたので、これが人を超えるということなのかと思った」と振り返った。

 さらに「全部撮り終わった後に、風邪でもないのに体が高熱を持ったので、普段の役者業以上に体を使ったんだなと思った」と感想を述べた。

 約1年前の本作の撮影後に、日本テレビの連続ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の撮影に入ったこともあり、菅田は「校閲ボーイじゃなく高熱ボーイでした」とジョークを飛ばし、会場を笑いで包んだ。

 岸監督は「同じラウンドを何テークも繰り返すから、菅田くんは毎日世界戦を戦っているようでした」とその奮闘ぶりをたたえた。

 本作は、ダブル主演のヤン・イクチュンの母国である韓国の釜山国際映画祭「アジアの窓」部門でも上映された。菅田は「ヤンさんの力もすごくあったと思うけれど、僕を知らない人が見てくれている環境が新鮮でいいなあと思った。言語や国が違っても、伝わるものは伝わると感じられた」と手応えを得たことを語った。

 TOSHI-LOWは、「今夜」の一節をギターの弾き語りで披露。菅田とは初対面だったが、「表現として音楽が一番格好いい。ほかの表現を認めるわけにはいかないと思って生きてきたけれど、この映画を見て、菅田くん、格好いい。開いていない扉が開いたと思った」と語った。


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