本郷奏多「いつ引退してもいい覚悟!」  大好きな「ポケモン」参戦に感無量

2017年6月15日 / 15:55

報道陣の前でアフレコを披露した本郷奏多

 『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』の公開アフレコイベントが15日、東京都内で行われ、声優を務める本郷奏多、佐藤栞里、山寺宏一、中川翔子、古田新太、湯山邦彦監督が登壇した。

 主人公サトシと一緒に旅をするソウジの声を演じた本郷は、「20年前のアニメシリーズから大好きで毎回、家で見ていた。まさかその20年後に自分がこの世界の中に入れるとは思っていなかったので、めちゃくちゃうれしいです」と声を弾ませた。

 湯山監督も、そんな本郷を「役のソウジそのまま。クールで知的なんだけど内に熱いものがある。実写でもいけそう」と絶賛。これには本郷も「ありがたいお言葉を頂けたので、もう思い残すことはない。いつ引退してもいい覚悟です」と熱く語った。

 人気ゲーム「ポケモン」の劇場版最新作となる本作では、サトシとピカチュウが初めて出会い、伝説のポケモン・ホウオウに会うための旅に出ながら互いにパートナーと認めるまでの成長物語を、完全オリジナルストーリーで描く。

 この日は、映画タイトルにちなんで、一緒に旅をするなら「誰に決める?」という質問も。全員が一斉に指差し回答した結果、古田、山寺、中川から指名された本郷が“一番人気”。本郷は「えぇっ!?」と驚き、「僕、現場で友達ができることがないのですが、本当にこの作品に出てよかったなって思います」と喜んだ。

 本郷を選んだ古田は「若い男の子が楽しめるような所に案内してあげたい」とニヤリ。中川は「こんなに容姿端麗なのに、ポケモンゲームのプレー時間が300時間超えだと聞いて、ウルトラレアな存在だと思った」といい、「いつかバトルを申し込んでボコボコにしたい。イケメンがピンチに遭ったり、悔しがるシチュエーションってすごく萌えるので、それを録画して見たい」とマニアックに語った。

 一方、旅の相手として山寺を選んだ本郷は「声優としてすごく憧れの大先輩」と尊敬の思いを吐露。山寺も「同郷(宮城県)なんだよね。イーグルス優勝に向けて2人で一緒に応援していきましょう!」とノリノリで応じていた。

 映画は7月15日から全国東宝系でロードショー。

(左から)古田新太、佐藤栞里、本郷奏多、中川翔子、山寺宏一


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