桐山漣「これだけしゃべらない主人公も珍しい」 感情の欠落したエージェント役を演じる

2017年3月10日 / 18:03

トップエージェント役に挑む桐山漣

 テレビ東京系連続ドラマ「コードネームミラージュ」の制作発表記者会見が10日、東京都内で行われ、出演者の桐山漣、要潤、佐野ひなこ、武田真治、原作者の広井王子氏が登壇した。

 本作の舞台は、表立った諜報(ちょうほう)機関が存在しない日本で、凶悪犯罪に立ち向かうため、警察庁内に組織された部隊「k-13」。秘密裏に犯罪を処理する使命を背負った彼らの活躍を、スタイリッシュな格闘術とガンアクションで描く。

 感情が欠落した「k-13」のトップエージェント、主人公の森山真一(ミラージュ)を演じる桐山は「簡単に言えば殺し屋です」と役どころを説明した。

 広井氏が「銃を持ったプロは寡黙であるべき」と語るように、「本当にしゃべらない役」だそうで、桐山は「1話の本読みをやったのですが、僕がしゃべったのは二言だけ。そのうち一言は『了解』だけでした」と明かした。

 「これだけしゃべらない主人公も珍しい」と苦笑しながらも「逆にしゃべらないところをどう演じるか…。その分、きちんと目で表現して(役柄に)厚みを出していけたらと思います」と意気込みを語った。

 一方、「k-13」の責任者でありミラージュに直接指令を出す御崎蔵人役の要は「ミラージュのせりふがほとんどない分、僕がひたすらしゃべります」と説明。しかし「僕は基本的に指令を出すだけだと思って気を緩めていたら、この間ついにロケがありまして、銃も持たされる…みたいな。今、頑張らなきゃいけないと戒めているところです」と苦笑した。

 また、要は「先ほど広井さんから『御崎は沖縄に左遷させるから』と言われました。そこまでは決まっているらしい。ロケ先で僕が何かやらかすんでしょうね」と予測した。

 桐山から「楽しい(沖縄)ロケになりますね」とうらやましがられるも、「予算がないから多分セットになるのでは。何も事件も起こらないところでサーターアンダギーを食べる芝居になると思う。いつもスーツだけど、そのシーンだけはきっとアロハでしょうね」と言いたい放題で笑わせた。

 ドラマは、テレビ東京系で4月7日深夜1時23分から毎週金曜日にオンエア。

(左から)原作者の広井王子氏、要潤、桐山漣、佐野ひなこ、武田真治

(左から)原作者の広井王子氏、要潤、桐山漣、佐野ひなこ、武田真治


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