女性が輝く社会づくりを実現するためのイベント「HAPPY WOMAN FESTA 2017」オープニングセレモニーが“国際女性デー”の8日、東京都内で行われ、内閣総理大臣夫人の安倍昭恵氏、歌手の倉木麻衣、池内ひろ美氏(内閣府後援女性活躍推進委員会理事)、小川孔一氏(HAPPY WOMAN実行委員長)が出席した。
大阪市の学校法人「森友学園」への国有地売却問題などで注目を集めている昭恵夫人だが、池内氏から「今までの総理夫人と違う、自分自身の言葉で語れる方」と紹介されると「今までの総理夫人もいろいろなご活躍をされてきましたが、メディアに取り上げてこられなかったんだろうと思います。何かあったときだけ、ということだと思う」と本音をのぞかせた。
総理夫人という立場だからこそ「大変なこともありますが、こういうことをやっているんだということをメディアを通してしか情報を知ることができない一般の方もいる。私に注目していただいて、その活動にも注目していただける。それが私の役割なのかな」と責任感を語り、「いい形で放送していただけると助かります」と報道陣に呼びかけた。
写真撮影の際には報道陣から「籠池さんにだまされた気持ちはありますか」、「安倍総理には言ったんですか」、「国民に説明しないんですか」、「一言お願いします」などと矢継ぎ早に質問が投げかけられたが、すべてを笑顔でスルーし無言を貫いた。
また、来年3月8日の「HAPPY WOMAN FESTA」に向けてテーマソングを制作する倉木は、進行を務めた池内氏から「恋愛や結婚、お仕事をすべてなさってくださるとよりHAPPY WOMANかなと思う」と言葉をかけられると「恋愛ですか。これは本当にご縁だと思いますので、今は音楽一筋で生きています。理想は歌詞に込めていきたい。その中でこれから先、すてきな人が現れれば」と苦笑しつつ答えていた。