7部門中6部門を「逃げ恥」が独占! 第6回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」

2017年1月20日 / 06:00

作品賞を受賞した「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の1シーン

 oriconMEが発行する週刊エンタテーインメントビジネス誌「コンフィデンス」主催のもと、主な国内ドラマを対象に有識者と視聴者が共に支持し「質の高いドラマ」を表彰する、第6回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」各賞の受賞作品・受賞者が発表された。

 審査対象は2016年10月期に放送された主な地上波ドラマの計24作品。同社グループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者を対象とした視聴者満足度調査「オリコンドラマバリュー」の結果と、ドラマに関連する有識者およびマスコミのドラマ・テレビ担当者(審査員)の意見をもとに、17年1月6日に開催された審査会で各賞が決定。

 栄えある作品賞に輝いたのは“恋ダンス”などで社会現象を起こした「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)。審査員からは「“毎週ドラマを見る”という、懐かしくもある“楽しみ”を久々に味わわせてくれた」といった声もあがり、同じく候補に上がった「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」を押さえ、満場一致に近い決定となった。

 主演男優賞には「家政夫のミタゾノ」(フジテレビ系)で、家事スキルの高い家政夫・三田園薫を演じたTOKIOの松岡昌宏。主演女優賞には「逃げ恥」でサラリーマンと契約結婚をした主人公・森山みくりを演じた新垣結衣が受賞。新垣は「人や時代やドラマに関わる全てのパズルのピースがパチっとはまったような、とても大きな力に守られた3カ月でした」とコメント。

 助演男優賞には「逃げ恥」で35年間恋愛経験ナシのサラリーマン役を好演した星野源。助演女優賞も「逃げ恥」で主人公の叔母役として独身キャリアウーマンを演じ共感を呼んだ石田ゆり子。脚本賞はやはり「逃げ恥」の印象深いセリフで視聴者の心をつかんだ野木亜紀子氏。

 新人賞は「逃げ恥」で風見涼太役を演じ、存在感を発揮した韓国からの逆輸入俳優・大谷亮平が受賞。結局「逃げ恥」は第6回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」7部門中6部門を独占するという快挙となった。


関連ニュースRELATED NEWS

芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top