ＮＨＫの特集ドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう！」のスタジオ取材会が１２日、神奈川県横浜市で行われ、出演者の松下奈緒、安藤政信、山崎静代（南海キャンディーズ）、村上弘明、松坂慶子ほかが出席した。
ドラマは、岩手県大船渡市を舞台に、恋に仕事に力強く生き抜く人々の姿をハートフルに描く。昨年１２月から大船渡市を中心に２０日間のロケが行われた。
松下は、現在のスタジオ撮影の中で「カット（の声）が掛かってからアドリブでいろいろなことをやるのがテーマみたいになっていて、こういう言葉を大船渡で聞いたなと思い出しながらやっています」と懐かしんだ。
松下と安藤のロマンチックな恋模様も描かれる。安藤は「距離感があるところから、だんだんとこの人が好きなんじゃないかという思いを伝えていく役」といい、ロケを終えてスタジオで１話のシーンを撮影中も「距離感が分からなくなっちゃって、今とても大変。すてきだなと思ってしまっている自分がいて、今頭の中がぐちゃぐちゃで演じるのが大変なんです」と苦笑交じりに松下の魅力を語った。
村上は「地元でドラマの撮影をするのは初めて。少々気恥ずかしいというか」と照れ笑いを浮かべ、「地元の言葉をしゃべることによって、地元に久々に同化したような気がしています。被災地、被災者の方の生きる希望と勇気を発信することができたらいいなと思います」と感慨深げに思いを語った。
また、１１日に行われた北川景子との結婚会見でＤＡＩＧＯが「２４時間テレビ」の１００キロマラソンを完走後にプロポーズしたことを明かしたが、その際、松下はチャリティーパーソナリティーとしてＤＡＩＧＯを応援していた。結婚の事前連絡は「ないです」と笑った松下だが、「２４時間テレビで走る姿を見ていましたけど。おめでとうございます。びっくりしました」と２人を祝福した。
ドラマはＮＨＫ総合で２月２７日午後１０時から毎週土曜日に放送。
